社会学専攻

■中央大学文学部 現代社会研究(9)公開企画
「地域で生きる――多摩地区におけるしょうがい当事者の運動を知る」(終了)

2019年12月12日

日時:2019年12月18日(水)10:50~12:30
場所:中央大学多摩キャンパス3号館3210教室
報告:藤吉さおり(NPO法人自立ステーションつばさ代表)+つばさの皆さん
    「地域で生きる――多摩地区におけるしょうがい当事者の運動を知る」(仮題)
司会:天田城介(中央大学文学部社会学専攻教授)

【NPO法人自立ステーションつばさの紹介】
 「自立ステーションつばさ」は、多摩市内で自立した生活を営むしょうがい当事者が中心となり「どんなに重度のしょうがいを持っていても、その人が地域の中で当たり前に生活していける社会の実現」を目標とし、しょうがい者(児)の自立支援を行うところである。しょうがい当事者が中心となって自立支援活動を展開する。
 1985年に「府中療育センター闘争」を闘った三井絹子が設立した「ライフステーションワンステップかたつむり」(当時、かたつむりの会)の活動に参加するとともに自立生活をはじめた木村英子(参議院議員/れいわ新選組所属)が1994年4月に多摩市に設立した。それ以降、多摩地区におけるしょうがい当事者の自立生活運動の拠点の一つとなる。
 「自立ステーションつばさ」では、この社会によって健常者/障害者が分断されている現実の中、相互の理解を深めると同時に、一人でも多くのしょうがい者が地域の中で生活していくため、しょうがい者が自立の練習を行う場の提供や、自立に向けた学習会や各種行事の開催、しょうがい者やその家族に対する個別の相談支援などの支援活動や、早期からの自立に向けた取り組みとして、しょうがいを持つ児童等を対象とした放課後活動を行っているほか、地域社会への啓蒙活動として大学をはじめ各種教育機関、特別支援学校など様々な場所で、しょうがい当事者による講演会や、つばさ太鼓・つばさバンドなどの公演活動などきわめて多岐にわたる活動を展開する。

※「自立ステーションつばさ」についてはウェブサイトを参照してください。
http://www.age.jp/~tsubasa/

◆お問い合わせ
〒192-0393 東京都八王子市東中野742-1
中央大学文学部社会学専攻
天田城介
E-mail: josuke.amada@nifty.com