国文学専攻

2022年度中央大学国文学会講演会(文学部准教授 富塚昌輝) (終了)

2022年10月10日

2020年度に着任された富塚先生。いつもは新任の先生の着任後に
講師をお願いしていますが、新型ウイルス流行のため延期されていました。
講演会は約150名の来場者を迎え、好評のうちに終了しました。
ご希望の方には、会場で配布したレジュメをお分けしています。
文学部国文学研究室までお声がけください。

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2022年度中央大学国文学会 講演会を次の通り開催致します。

 「悦田喜和雄と文学」
  講師: 富塚 昌輝 先生 (中央大学文学部准教授)

  日時: 2022年10月19日(水) 4限(15:10~)
  場所: Forest Gateway Chuo 3Fホール(多摩キャンパス)


 ※ 参加費・事前申込は不要です。
   お誘い合わせの上 ご来場ください。

[講演概要]
悦田喜和雄は、徳島県南部の農村で、農業を営みながら文学を書き続けた作家です。
『中央公論』などに作品を発表していた時期もありましたが、多くの時期は地方新聞や
同人誌に作品を掲載していました。
専業作家でもなく、中央文壇誌で活躍したわけでもない作家を取り上げることで、
人生や地域の中に文学の火をともすことの意味について考えていきたいと思います。

[講師プロフィール]
1981年東京生まれ。
2004年中央大学文学部国文学専攻卒業。
2013年同大学院博士後期課程修了。
日本学術振興会特別研究員、徳島大学総合科学部准教授を経て、
2020年より中央大学文学部准教授。
博士(文学)中央大学。

[主要著書・論文]
近代小説(ノベル)という問い̶日本近代文学の成立期をめぐって』(翰林書房 2015)
「近代批評ジャンル成立期の一側面̶ノルマントン号探検訴訟とその周辺」(『言語社会』2019・3)
「悦田喜和雄と「新しき村」」(『中央大学国文』2022・3)