ドイツ語文学文化専攻

多和田葉子さん講演会「『尼僧とキューピッドの弓』をめぐって」が開催されました

2019年11月18日

 

日時:20191113日(水)1700分〜1840

場所:多摩キャンパス3号館3454教室

講演者:多和田葉子さん(作家)

題目:『尼僧とキューピッドの弓』をめぐって

 

 ドイツ在住の作家・多和田葉子さんを招聘し、ドイツの修道院を舞台とする小説『尼僧とキューピッドの弓』についての講演会を催した。ドイツ語文学文化専攻の学生は、あらかじめこの作を読み講演会に臨んだ。朗読を織り交ぜさまざまに語ってくださった講演に続き、専攻の一年生二名を皮切りに、他学部の学生も含む聴衆が、講演者を質問攻めにした。『尼僧とキューピッドの弓』以外の作についての質問も複数出たが、生協書籍部が設けてくださった多和田さんコーナー、多和田さんの著書を多数収蔵する中央大学図書館のおかげでもあろう。

 お忙しいなか中央大学においでくださり、質問に丁寧に答えてくださった多和田さんに心より御礼申し上げる。来年も、学生とともに別の作品を読み込んだ上で多和田さんを講演にお迎えできればまことに嬉しく、是非とも実現致したい。

(縄田雄二)