文学部

日本中世史ゼミ現地巡見「戦国時代の城下町と惣村―一乗谷と菅浦の景観―」

2025年09月16日

日本史学専攻で中世史を学ぶ西川ゼミ(日本史演習・文献(11))の4年生が、2025年9月2日(火)、3日(水)の2日間、「戦国時代の城下町と惣村―一乗谷と菅浦の景観―」をテーマとして、福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡と滋賀県長浜市の菅浦を訪れました。
1日目は福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館を見学し、戦国大名朝倉氏の本拠地として繁栄した一乗谷の遺跡の状況と城下町の成立についてスタッフの方に解説していただいた後、朝倉氏館跡や復原された武家屋敷等の遺跡を見学しました。
2日目は、戦国時代の惣村として著名な琵琶湖北岸の菅浦を訪問し、集落内を巡見するとともに、菅浦郷土資料館を見学しました。
巡見にあたっては、学生たちが調べた各史跡の解説をまとめた冊子を手に、自分の分担箇所を現地で説明しました。
2日間をとおして、これまでテキスト等で学んできた戦国時代の町や村について、現地の景観に触れあい理解を深めることができました。