文学部

文学部グローバル・スタディーズ韓国考古学巡検

2025年08月05日

文学部グローバル・スタディーズ2025年度夏出発の韓国考古学巡検のプログラム(担当:日本史学専攻教授 小林謙一)では、4回にわたる韓国の先史時代についての事前学習会を経て、2025年8月1日~4日の4日間、現地学習として釜山での博物館・遺跡/史跡巡検を行いました。
1日目は、到着後市内を散策し、韓国料理を楽しみました。
2日目に訪問した大邸国立博物館・国立慶北大学校博物館では、見学の後、廣瀬雄一先生(釜山大学校博物館特別研究員)や慶北大学校博物館の朴天秀学芸士などから、遺跡出土資料の解説を兼ねて展示物を目の前にした形での講演を受けました。
3日目には加徳島の遺跡をめぐり、釜山市立博物館、UN平和記念館を見学。釜山市立博物館では、金榮宝学芸士によって、韓国旧石器から青銅器時代の解説、特に東三洞貝塚の貝層の解説をしていただき、韓国の先史時代について、理解を深めることができました。特に、遺物整理室において発掘された遺物を直接手に触って説明を受けたことで、普通には接することがない博物館の舞台裏での、土器の復元・修復など文化財の調査についても詳しく話を聞くことができました。