岡和田晃さん(現代詩作家・文芸評論家・東海大学講師)
文学部英語文学文化専攻教授 大田美和が、授業科目「英文専門演習(2)(4)」で、現代詩作家・文芸評論家・東海大学講師の岡和田晃さんを招いて、講演とワークショップを実施します。
2025年1月8日(水) 5限(17:00-18:40) Forest Gateway Chuo F504教室
ゲストスピーカー 岡和田晃(現代詩作家・文芸評論家・東海大学講師)
講演「文学を通した抵抗の可能性 『ソマイア・ラミシュ詩集』について」
2023年1月に始まった、アフガニスタンからオランダに亡命中の詩人・社会活動家のソマイア・ラミシュさんによる世界の詩人への抵抗と連帯の呼びかけは、アンソロジー『詩の檻はない』の各国での出版、来日と座談会、フランスペン主催の朗読の夕べ、特別公演『ガザ・パレスチナへの詩と歌』など様々な形で発展継続中です。2024年11月3日には、ソマイア・ラミシュさんの詩の日本語訳と対談、書評、解説が収録された『ソマイア・ラミシュ詩集 私の血管を貫きめぐる、地政学という狂気』デザインエッグ社がオンデマンド出版されました。大田美和は以上の活動に二年間にわたって関わってきました。詳しくは「文学部ニュース」の記事をごらん下さい。
昨年12月に来日したソマイア・ラミシュさんと、岡和田晃さん、佐川亜紀さん、大田美和の座談会「アフガニスタンの詩人と日本の詩人による知性対話」の記録映像は、今も視聴できます。
https://youtu.be/zLXcLH6BroA?si=lCKeDMGrLZJwlS7p
岡和田晃さんは『ソマイア・ラミシュ詩集』の編訳者で、解説も執筆しました。今回は、岡和田晃さんに「文学を通した抵抗の可能性 『ソマイア・ラミシュ詩集』について」という講演をしていただき、具体的にこの詩集の詩をどのように読んだのか、文学に何ができるのかという問題について、参加者と意見を交換します。
美しい詩の言葉が世界への窓を開く瞬間を目撃しませんか?
ぜひご参加下さい。学内外からの聴講を歓迎します。聴講を希望する方はmwota.15p@g.chuo-u.ac.jp (大田美和)まで事前にお申し込み下さい。