文学部
【新刊紹介】哲学専攻 大川真教授ほか著『書物の時代の宗教』
2023年08月31日
哲学専攻 大川真教授ほか著『書物の時代の宗教―日本近世における神と仏の変遷』が刊行されました。
内容紹介:
近世宗教文化の新たなイメージを開拓する。
日本近世の宗教は、出版文化の発達により大きな転換を迎える。
中世までの写本の時代と異なり、木版・整版による出版が商業的に発達し、明治以降の洋式活字出版の時代とも異なる、一つの時代が形成されたのである。
そのような流れの中で、仏神のイメージや宗教環境はどのように変化したのか。
民間のカミ、為政者たちが崇める仏神、そして東照宮を頂点とする国家の宗教体系は、近世社会とどのような関わりを持ったのか。
書物との関係を射程に入れて、社会情勢や文化現象の中で揺れ動く宗教の姿を読み解く。
(勉誠出版ホームページより)
▽タイトル:岸本覚・曽根原理 編『書物の時代の宗教―日本近世における神と仏の変遷』[アジア遊学287]
▽出版社:勉誠出版
▽ISBN:978-4-585-32533-8
▽サイズ:A5判・並製 272 頁
▽定価:本体2,800円+税
詳しくは勉誠出版ホームページをご覧ください。