文学部

【新刊紹介】哲学専攻 寺本剛編/青木滋之・佐藤陽祐・竹中真也・飯盛元章ほか著『リアリティの哲学』

2023年03月23日

理工学部 寺本剛教授編/文学部哲学専攻 青木滋之教授・佐藤陽祐助教・竹中真也先生・飯盛元章先生ほか著『リアリティの哲学』が刊行されました。

内容紹介:
 「リアリティの哲学」という本書の書名は、多様なトピックを包含する非常に広範な哲学研究の領域を表している。
 古くから哲学では「何が本当に存在しているのか」「存在するとはいかなることか」「私たちの認識は実在を捉えているのか」「外界の存在を証明できるか」といったことが重大な問題として議論されてきた。私たちは、これらの問題について考え、それに首尾一貫した答えを与えようとするプロセスのなかで、この世界のあり方や私たち自身のあり方を根本から問い直し、常識的な世界観を覆して、それとは別の角度から世界を見ることができるようになる。このように哲学においてリアリティと言えば、今述べたような問いを支える「実存」や「存在」といった概念を想定することが多い。その意味で、これらの概念にまつわる探求はすべてリアリティの哲学のうちに数え入れることができる。(「まえがき」より)

▽出版社:中央大学出版部
▽サイズ:A5判 184ページ
▽ISBN:978-4-8057-5362-0
▽定 価:本体2000円+税