文学部

【新刊紹介】文学部教授 水上雅晴が『経典与校勘論叢』を共同主編しました。

2015年07月13日

劉玉才(北京大学教授)、水上雅晴(文学部教授) 主編 『経典与校勘論叢』が刊行されました。


北京大学出版社 2015年4月
ISBN: 9787301256961
定価: 84元


北京大学出版社による紹介文の抄訳 :
 校勘の学は古典文献学の基礎であり、儒家経典の本文に対する校勘は、経学、さらには中国古典学術の核心的な内容を占める。北京大学中文系劉玉才教授と中央大学文学部水上雅晴教授は、それぞれの国において研究課題を申請し、経典の校勘に関わる文献整理と研究事業を展開した。
 本書には、中国大陸、台湾、香港と日本の著名な学者による高い水準の論文が集録されているのみならず、劉玉才教授が主宰する国家社科基金重点項目「《十三経注疏校勘記》研究」に関連する文献整理も収録されている。以上に加え、日本の江戸時代における考証学派に属する学者たちによる校勘に関連する著作も、翻訳・整理した上で採録されており、国内の学者が容易に目にできないこれらの資料は大きな学術的価値を有している。