学びのパスポートプログラム
― 卒論・卒研中間発表会を開催 ―
2025年10月01日
9月20日(土)、文学部「学びのパスポート」スポーツ文化系の「卒論・卒研中間発表会」が行われました。会場には4年生、3年生、2年生、そして教員が集まり、朝から夕方まで、熱心な発表と活発な質疑が続きました。
4年生は、自分の卒業論文や課題研究について、それぞれのテーマ・目的・研究方法、ここまでの成果を発表しました。少し緊張しながらも、自分の言葉で一生懸命に説明する姿から、大学での学びの積み重ねが伝わってきました。質疑応答では、教員からの鋭い質問に応答する場面もあり、さらに同級生や後輩からも積極的に意見が寄せられ、会場は真剣さと熱気に包まれました。
今回の発表でも、次のような多様でユニークなテーマが取り上げられました。
・アイスホッケーにおける若手アスリートの人材育成
・女子大学生のスポーツハラスメントの抑止
・呼吸法トレーニングが大学生卓球パフォーマンスに及ぼす影響
・相撲の重大事故をめぐる判例研究
・ボクシングにおける性差の歴史
・中央大学における体育連盟のあり方の実態調査
一方、3年生は聴衆として学ぶだけでなく、司会やタイムキーパー、受付や会場設営を担当。最初は少し緊張していたものの、次第にチームワークが光り、スムーズな進行を支えました。発表を間近に見ながら「来年はいよいよ自分たちの番だ」と気を引き締める姿も印象的でした。
今回の発表会は、4年生にとっては卒論完成へ向けた大きなステップであり、3年生にとっては1年後の自分を想像する貴重な体験となりました。2年生にとっても、先輩たちの姿を見て大学での学びの広がりを感じられる機会になりました。
学問に真剣に取り組みながらも、仲間同士で励まし合い、切磋琢磨できるのが、この「卒論・卒研中間発表会」です。次回1月の本発表会に向けて、さらに成長する姿が楽しみです。