学びのパスポートプログラム
広瀬浩二郎先生(国立民族学博物館 教授)をお招きしました
2025年07月09日
2025年6月26日の学びの基礎演習(1)Aにおいて、国立民族学博物館の広瀬浩二郎先生をお招きし、「共活社会」をテーマにレクチャーをしていただきました。
広瀬先生は、瞽女研究をご専門とされています。13歳の時に全盲となり、視覚障害をもつ立場から、ご自身が研究テーマに出会われた経緯や、視覚優位ではない世界との関わり方をお話しいただきました。授業では、学生が広瀬先生をガイドし教室を歩いたり(肘の様子で、その人が緊張しているか、リラックスしているかがわかるそうです)、学生どうしでペアになり、ひとりが目をつぶり、もうひとりがガイドをするなど、視覚優位ではない身体感覚を体験しました。
「触角」を鍛えることで、目に見えないものを尊重する感性を培うことの重要性を、身体を使って学ぶ時間となりました。