学びのパスポートプログラム

学びのパスポートプログラム社会文化系の2年生が1年間の演習の成果発表として、「移民ミュージアム」に関するポスター発表会を開催

本授業では、多文化共生社会を目指すための学びの一環として、日本にいる外国ルーツの人たちに対してより理解を深めるために、昨年に引き続き「移民ミュージアム(案)」の構想を考えました。

本年度は、料理、ファッション、音楽、スポーツ、映画・演劇・アート、文学、の6つのテーマをつくり、各グループでそれぞれに調査を行いました。「音楽は、怒り、孤独、悲しみなどのマイナス感情をアートに変えることもできるし、仲間や歴史を語りつぐという側面もあることが分かった」(音楽グループのまとめ)、「日本人に向けて本場の味を発信したり、日本人に自分たちのことを理解してもらいたいという思いがあったり、また、日本にいる同郷人にむけて故郷の味を発信して元気づけたり、祖国の味を忘れずにいたいという思いがあったり、日本で店を経営するには様々な理由がある」(料理グループのまとめ)など、それぞれが気づきを得ることができました。

スポーツ文化系の先生方や学生たちにも見学に来ていただき、それぞれのポスターの前で質疑応答が繰り広げられました。