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中川 照将(なかがわ・てるまさ)教授

研究分野 中古文学

平安時代以降の物語の研究をしています。特に源氏物語に関して、それがどのように作られたものであるかといった成立に関する分析、ならびに、源氏物語が作られた後、後世の人たちにどのように読まれたのかといった享受に関する分析をしています。源氏物語に関する伝承や文学碑などにも関心があります。

担当科目

中古文学:源氏物語を中心とする物語作品を対象に、作品内の構造について講義しています。
古典文学演習:源氏物語の注釈書を使いながら原文の読解と諸説の整理の仕方を身につけます。

ゼミナール

研究対象

平安時代の日記や物語。『源氏物語』の影響を受けた中世王朝物語と称される作品群。
ならびにそれらに関連する鎌倉期以降の注釈書や絵画(マンガを含む)など。

指導方針

平安時代の作品を読むために必要な知識を身につけ、独自の視点から作品を論じる能力を養成することを目的とします。

① 本文を正確に読み取ることができる。

② 注釈書・論文等の利用方法を理解する。

③ 問題解決を通して、調べることのおもしろさを知る。

④ 自らの専門性を今後の人生にどのように活用していくかについて考える。

以上の4点の方針のもと、卒業論文の完成を目指します。

卒論題目

『蜻蛉日記』執筆が作者没約二十年前で止まった意味について
『とりかへばや物語』宰相中将の恋愛の行方―楽器登場場面に着目して―
〈光源氏―藤壺〉の密通と〈柏木―女三宮〉の密通の関連について―重出表現・類似表現を媒介として―
『源氏物語』宇治十帖 大君の結婚拒否の理由 など