ドイツ語文学文化専攻

「学術ドイツ語の「読み」に関する教育実践報告会」が開催されました

2020年02月14日

日時:2020年1月23日(木) 15:00~17:00(第1部)18:00~20:00(第2部)
場所:中央大学多摩キャンパス3号館3503号室

 ドイツ語文学文化専攻では、専攻に所属する複数の教員を中心に、2016年に学術ドイツ語の習得に関する研究プロジェクトを立ち上げ、現在も学内外の研究者と共同研究を行っています。この度は、2019年度開講の専門科目および外国語科目それぞれにおける「学術ドイツ語の『読み』に関する教育実践報告会」を実施しました。
 報告会には、専任教員のほか、本学兼任教員、さらに学外からもプロジェクトのメンバーが参集しました。今回は、特に授業実践と教材報告に焦点を当てた内容で、授業期間中に相互の授業参観も行っていたため、極めて具体的な提言・意見交換がなされました。専門の研究分野との関係、専門科目の土台を支える外国語科目の位置付けといった視点からも、活発な議論が繰り広げられ、共同研究プロジェクトの進展につながる有意義な報告会となりました。
 当日のプログラムは次の通りです。

第1部:2019年度実施の学術ドイツ語を活用した実践授業の報告(「読み」を中心に)
<専門科目>
1.林 明子
 ・授業実践「学術ドイツ語を学ぶ、学術ドイツ語で学ぶ」
 ・言語学分野での実験的試みの報告と検討
  → 「ドイツ語学II (2)(4)」:演習」(2~4年次配当)
2. 川喜田敦子
 ・教材紹介
   「ドイツ史演習」(2(~4)年次配当)
   「ゼミ演習」(3、4年次配当)
<外国語科目>
3. 西出佳詩子
 ・ドイツ語のショートストーリーを読んでみよう
 ・文法クラスでの実践報告
  → 「ドイツ語 (2)」(1年次配当)
4. 羽根礼華
 ・教材紹介
   「ドイツ語原書講読 (1)(2)」(2~4年次配当)
   「ゼミ演習」(3、4年次配当)

第2部:第1部の報告を受けた討議、意見交換と次年度に向けた共同研究活動方針についての話し合い