英語文学文化専攻
陸上部の日吉克実さん(英文4年)がテレビ番組「消えた天才」に登場しました。
2018年01月11日
文学部4年生(英語文学文化専攻)陸上部の日吉克実さんが1月3日(水)放送のTBSのテレビ番組「消えた天才」に登場しました。この番組では一流アスリートが勝てなかった「天才」のその後を追跡しています。放送はすでに終了しましたので、中身をご紹介します。
番組ではまず、日吉さんは、日本人で初めて100m 9秒代の記録を作った桐生祥秀さん(東洋大学)が、中学時代に勝てなかった「天才」として紹介されます。
中学時代の日吉さんが2010年に200m 21秒18の中学生日本記録を出したとき、ライバルの桐生さんは2着でした。ところが、その後、記録が伸びず、日本代表に選ばれることはありませんでした。
中大陸上部グラウンドでインタビューを受けた日吉さんは、記録が伸びなかった7年間の苦しさを語り、陸上競技をやめようと思ったこともあると告白しますが、一度体験した日本一の絶景をもう一度体験したいという思いで、あきらめずに練習を続けたと語ります。
番組のハイライトは、2017年9月9日の全日本インカレの4×100mリレー決勝です。中大チームと東洋大チームは互角の戦いを繰り広げ、第三走者の日吉さんが東洋大を引き離し、バトンを第四走者染谷佳大さん(法学部1年)に渡しました。この日に100m 9秒台の記録を出した東洋大の第四走者桐生さんは中大に追いつきますが、中大は2秒速くゴール、優勝しました。
表彰台で日吉さんは、中学以来のライバル桐生さんから「(日吉君が1番で僕が2番という)この光景は久しぶりだな」と声をかけられたそうです。
日吉さんは、卒業後も陸上競技を続け、2020年東京オリンピックをめざします。苦しみながら努力を続けた成果と、良きライバル関係に、スタジオも視聴者も感動し、大きな拍手を送っていました。
中央大学陸上部の活躍については、 https://chuo-tf.com/ をごらん下さい。
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