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榎本 泰子(えのもと・やすこ)教授
1968年生まれ。東京大学卒、同大学院修了。学術博士。同志社大学助教授、中央大学文学部助教授(のちに准教授へ改称)を経て、2008年4月より教授。
専門分野
中国近代文化史・比較文化
担当科目
中国言語文化基礎演習、中国語、中国文化概論、中国近現代文化演習、卒業論文
主な著訳書、論文
- 『上海フランス租界への招待 日仏中三か国の文化交流』(共編著、勉誠出版、2023年)
- 『「敦煌」と日本人――シルクロードにたどる戦後の日中関係』(単著、中公選書、2021年)
- 『アジアと生きる アジアで生きる:中央大学文学部プロジェクト科目講義録』(編著、樹花舎、2018年)
- 「大学生の中国イメージと文化交流の意義」(論文、『東亜』2015年8月号)
- 『宮崎滔天』(単著、ミネルヴァ書房、2013年)
- 『上海 多国籍都市の百年』(単著、中公新書、2009年)
- 『上海オーケストラ物語 西洋人音楽家たちの夢』(単著、春秋社、2006年)
- 『君よ弦外の音を聴け──ピアニストの息子に宛てた父の手紙』(『傅雷家書』の抄訳、樹花舎、2004年)
- 『楽人の都・上海──近代中国における西洋音楽の受容』(単著、研文出版、1998年)
ひとこと
近年大きく変化する中国を、歴史的な視点から理解することを目指しています。授業では、人々の暮らしや文化・芸術の移り変わりに注目し、日本や世界の国々とも比較しながら「中国らしさ」とは何かについて考えます。