文学部
文学部の授業が本になりました ープロジェクト科目「今、そこにある公害」ー
2026年05月21日
文学部で2023年度後期に開講されたプロジェクト科目「今、そこにある公害」の内容がこのほど一冊の本になりました。清水善仁編『今、そこにある公害 ー公害・薬害・香害スタディーズ入門講義ー』(ナカニシヤ出版、2026年)には、登壇したすべての講師により各講義の内容が改めてまとめられるとともに、講義と同時期に開催されたパネル展「化学物質過敏症・香害・SDGs」に関する記録も収録されています。学問的課題としての公害、あるいは現代の社会問題としての公害について学ぶ際の入門書としても活用できますので、こうしたテーマや分野に興味のある方にはぜひ手に取っていただければと思います。本書の構成は以下の通りです。
まえがき
第1章 SDGs以前の公害と記録映画(鳥羽耕史)
第2章 問題を見ることから暮らしを見ることへ(纐纈あや)
第3章 産業の破壊性、その極点としての核ー原子力(田口卓臣)
第4章 飯島伸子における「被害」の環境社会学(友澤悠季)
第5章 公害と地域研究(及川淳子)
第6章 歴史学と公害(春日あゆか)
第7章 公害と教育学(安藤聡彦)
第8章 香害の問題について経済学の視点で考える(川瀬晃弘)
第9章 香りがもたらす公害(斉藤吉広)
第10章 薬がもたらす公害(清水善仁)
第11章 軍事環境問題から考える平和の経済学(試論)(林公則)
第12章 公害地域再生(林美帆)
第13章 公害を身近に感じてもらうために(榎本泰子)
あとがき
清水善仁編『今、そこにある公害 ー公害・薬害・香害スタディーズ入門講義ー』
ナカニシヤ出版、2026年3月31日発行