文学部

2021年度後期文学部授業の実施方針について

2021年09月13日

文学部後期授業の実施方針

 

文学部長 宇佐美毅

 

 文学部後期授業がまもなく開始されます。しかし、緊急事態宣言がさらに9月末まで延長されることが決まり、学生の皆さんは後期の授業に関して不安に思っているかもしれません。そこで、文学部後期授業の実施方針についてお知らせします。

 年度当初に確定している授業方針自体の変更はありません。シラバスで公開している授業内容、授業方針を原則として実施していきます。ただし、緊急事態宣言中に限って、人流の抑制のためと学生の皆さんの健康・安全のために、対面授業として設定されている科目を一時的にオンライン方式へ変更する場合があります。

 現在の緊急事態宣言の期間は9月30日(木)までとなっています。文学部は第1週目(9月21日~27日)の授業をすべてオンライン授業とし、対面授業をおこなわない週としています。したがって、緊急事態宣言が9月30日(木)までで解除される場合、変更の可能性があるのは9月28日(火)~30日(木)の3日間だけとなります。緊急事態宣言がさらに延長される場合は、その期間の対応について、あらためてお知らせをします。

 昨年度は、安全対策を最優先として対面授業を制限する対応をとりましたが、今年度は安全対策をとりながらも対面授業数を増やし、学部全体では科目数の5割程度を確保して新年度に臨みました。にもかかわらず、緊急事態宣言が何度も発出されたために、オンライン授業に変更する科目が多くなったことはたいへん残念なことです。

 しかしながら、緊急事態宣言中は、国と東京都から、人の往来を極力減らすよう要請がなされていますし、変異株の流行によって、若い年代にも感染拡大や重症化の傾向が見られるようになってきています。予定していた通りの授業方式ですべての科目を実施することができないのはたいへん残念ではありますが、緊急事態宣言中、安全対策を最優先することはやむを得ないことと考えています。

 新型コロナウイルスの流行拡大が一定の沈静化をした際には当初の授業方針に戻すこととして、緊急事態宣言中はそれぞれの授業科目の方式にしたがって皆さんの学びを進めてください。そして、皆さん自身と周囲の人の健康と安全を守るために、特に慎重な行動をするようお願いします。