文学部
アンドレアス・エングルハルト先生 講演会・セミナーの案内
2016年10月03日
2016年10月3日(月)
アンドレアス・エングルハルト先生 講演会・セミナーの案内
文責: 高橋慎也 (中央大学文学部ドイツ語文学文化専攻)
ミュンヘン大学文化学部演劇学研究所の若手講師であるアンドレアス・エングルハルト先生(Dr. Andreas Englhart)が、中央大学文学部の客員研究員として来日します。エングルハルト先生による公開講演会・セミナーの日程、プロフィールは下記のとおりです。通訳のある講演会とセミナー、また英語による研究会もありますので、関心のある方は是非ご参加ください。会場は中央大学の後楽園校舎、多摩校舎、成城大学と異なりますので、お間違えのないようにご確認ください。また成城大学で開催される研究会の会場とテーマについては、近日中に決定されますので日本演劇学会のホームページでご確認のうえお越しください。
日時 |
場所 |
テーマ |
使用言語 |
10月8日(土) 18時30-20時 |
中央大学後楽園校舎 3号館3310教室 |
クリストフ・シュリンゲンジーフのパフォーマンスの政治性と宗教性 (研究者ワークショップ) |
ドイツ語 通訳なし |
10月11日(火) 11時-12時30 |
中央大学多摩校舎 3号館独文学研究室 |
戦後ドイツ演劇の歴史と現在(1) (大学院公開セミナー) |
ドイツ語 通訳なし |
10月12日(水) 11時-12時30 |
中央大学多摩校舎 3号館3252教室 |
ブレヒト演劇の現代性(1) (学部公開講演会) |
ドイツ語 通訳あり |
10月12日(水) 11時-12時30 |
中央大学多摩校舎 3号館3206教室 |
ドイツ演劇とロバート・ウィルソン(1) (学部公開セミナー) |
ドイツ語 通訳あり |
10月15日 14時-18時 |
成城大学 教室未定 |
戦後ドイツ演劇の新たな展開-ポストドラマ演劇からドラマ演劇への転換 (仮題) (西洋比較演劇研究会10月例会) |
英語 通訳なし |
10月18日(火) 11時-12時30 |
中央大学多摩校舎 3号館独文学研究室 |
戦後ドイツ演劇の歴史と現在(2) (大学院公開セミナー) |
ドイツ語 通訳なし |
10月18日(水) 11時-12時30 |
中央大学多摩校舎 3号館3252教室 |
ブレヒト演劇の現代性(2) (学部公開講演会) |
ドイツ語 通訳あり |
10月18日(水) 11時-12時30 |
中央大学多摩校舎 3号館3206教室 |
ドイツ演劇とロバート・ウィルソン(2) (学部公開セミナー) |
ドイツ語 通訳あり |
アンドレアス・エングルハルト先生 (Dr. Andreas Englhart) のプロフィール
ミュンヘン大学文化学部演劇学研究所講師。専門領域は19世紀から現代にいたるドイツ語圏演劇の理論、戯曲および上演。バイエルン州立演劇アカデミー講師、俳優養成学校講師も兼任。ドイツ現代演劇における戯曲の役割を重視する立場から研究を行っている。戦後ドイツの代表的劇作家ボート・シュトラウスに関する論文によって博士号を取得。ミュンヘン大学でハンス=ペーター・バイヤーデルファー教授の指導のもとで教授資格を取得。多数の研究論文のほかに演劇学の入門書、戦後ドイツ演劇史の教科書、現代戯曲のアンソロジーなども執筆。ハンス=ティース・レーマン教授のポストドラマ演劇論、エリカ・フィッシャー=リヒテ教授のパフォーマンス美学とは異なる立場から、戯曲と上演のストリー性を重視する演劇論を展開している。
主な著書:
- 『演劇学入門』(„Einführung in die moderne Theaterwissenschaft“)
- 『フリードリッヒ・シラー作品入門』(„Einführung in das Werk Friedrich Schillers“)
- 『現代の演劇』(„Das Theater der Gegenwart“)
- 『若手作家作品集 現代演劇の若手作家たち』(„Junge Stücke. Junge Autorinnen und Autoren im Gegenwartstheater“)
ミュンヘン大学文化学部演劇研究所ホームページの紹介ページ
日本演劇学会ホームページ