文学部

【新刊紹介】文学部教授 松田美佐 著『うわさとは何か ネットで変容する「最も古いメディア」』(中公新書)

2014年04月28日

初版発行日2014/4/25
判型新書判
ページ数280ページ
定価本体840円(税別)
ISBNコードISBN978-4-12-102263-9

内容紹介-------------------------------------------------------


デマ、流言、ゴシップ、口コミ、風評、都市伝説……。多様な表現を持つうわさ。この「最古のメディア」は、トイレットペーパー騒動や口裂け女など、戦後も社会現象を巻き起こし、東日本大震災の際も大きな話題となった。事実性を超えた物語が、人々のつながり=関係性を結ぶからだ。ネット社会の今なお、メールやSNSを通じ、人々を魅了し、惑わせるうわさは、新たに何をもたらしているのか。人間関係をうわさから描く意欲作。