文学部

【新刊紹介】文学部教授 新原道信 編著『“境界領域 ”のフィールドワーク』(中央大学出版部)

2014年04月28日

A5判 482頁
定価:本体 5,600円(税別)
ISBN 978-4-8057-1328-0
2014年発行

内容情報-----------------------------------------------

現代社会は“複合・重合”的なひとつのまとまりをもった有機体として形成され、私達は、「グローバルなフィールドとその物理的な限界」という二重性を持つ“惑星社会”を生きる。本書は、とりわけ「3.11以降」、既存の枠組みからはみ出す人々の存在がますます可視化するグローバリゼーションのもとで、地域社会や個々人が直面する“惑星社会の諸問題を引き受け/応答する”ことをめざした。そのために、ヨーロッパ、地中海、大西洋、日本、アメリカなどの各地の“端/果て”から、“境界領域”のフィールドワークを行い、この“惑星社会”を生きる現代人の“生存の在り方”と社会の見直しに迫った。