社会学専攻

新刊紹介 文学部教授 新原道信 編著
 『 ”臨場・臨床の智”の攻防:国境島嶼と都市公営団地のコミュニティ研究 』

2019年03月18日

編著者: 新原 道信

出版社: 中央大学出版部

発行日: 2019年3月26日

定価 : 本体5800円+税

ISBN : 978-4-8057-1339-6

本書ご紹介・・・・

惑星地球をひとつの海として、社会をそのなかに浮かぶ島々として体感するような“智”を、いかにして紡ぎ出すのか。そのための「工房」とはいかなるものか。『境界領域のフィールドワーク』『うごきの場に居合わせる』の続編となる本書は、イタリアのランペドゥーザ、宮古・石垣などの国境島嶼でのフィールドワークと、立川・砂川やイタリアの都市におけるコミュニティ研究を通じて、地球規模の複合的諸問題に応答する“臨場・臨床の智”を探求する。「社会的発明」「社会のオペレーター」の社会学、フィールド・サイエンス、「臨床の知」の哲学による〈調査研究/教育/大学と地域の協業〉の「思行(思考と行動)の冒険」についての記録である。