心理学専攻

マインドフル・セルフ・コンパッション(MSC®)8週プ ログラムが開催されました

2020年03月16日

2019年10月19日~12月14日毎週土曜日の午後、中央大学多摩キャンパス4号館心理相談室にて、「マインドフル・セルフ・コンパッション(MSC®)8週プ ログラム」が開催されました。
これは、誰にでもわかりやすくMSC®を学べるように開発されたプログラムです。
プログラムには、中央大学の学生、職員のほか、心理専門職の方、一般の方など、約10名が参加しました。

MSC® は、マインドフルネスとセルフ・コンパッションを合わせたスキルであり、感情的なウェル・ビーイングの能力を高めるためのプログラムです。臨床の現場に取り入れてみたい、自身のセルフケアに使ってみたい等、心理職に従事する方々からも注目され始めています。

指導とファシリテーターは、中央大学文学部心理学専攻教授 富田拓郎と同学部兼任講師/上越教育大学大学院 臨床・健康教育学系助教 大宮宗一郎が担当しました。両氏は、MSCRを心理療法の臨床現場に取り入れようと2018年3月に渡米し、ガーマー博士とネフ博士の元でMSCRを学び、翌2019年1月に指導者養成トレーニングを修了しました。日本ではまだ数名しかいない正規の有資格指導者のひとりです。また日本の教育機関では、8週フルバージョンのMSC®プログラムを実施した機関はなく、国内の大学教員が指導者となった初めての開催となりました。


プログラムの様子は下記ページにて詳しくご覧いただけます。
http://globalization.chuo-u.ac.jp/report/action/2020/02/11992/