英語文学文化専攻

英語文学文化専攻 卒業生のト沢彩子さんが講演「#レディース服にポケットを」

2024年10月21日

ト沢 彩子(うらさわ あやこ)さん

文学部英語文学文化専攻の卒業生でライターの、ト沢 彩子(うらさわ あやこ)さんが、11月11日(月)1限の文学部の授業科目「近代イギリス小説(2)」(担当 大田美和教授)のゲストスピーカーとして来校し、「#レディース服にポケットを~「当たり前」「仕方ない」から一歩踏み出すには~」という題で講演します。

 

ト沢さんの社会との関わりは、性暴力サバイバーとして、NPO法人で性暴力の被害者支援・刑法改正に関わった経験から始まりました。その後、卜沢さんは、「性暴力」に限らず、「性と生」をテーマに、イベントやYouTubeなどのコンテンツ作成を行っています。また、ライターとして社会問題を切り口にした記事の執筆や漫画のコンテンツ批評も行っています。豊島区の若者支援施設、みらい館大明ブックカフェコーディネーターとしても活動しています。

 

最近では、ト沢さんは、「#レディース服にポケットを」キャンペーンを展開し、署名活動を行なっています。ポケットがあると思って買ったらポケットがなかったりフェイクだったりして、不便だと感じたという経験は、レディース服を着る人には、心当たりのあることではないでしょうか? 「近代イギリス小説(2)」の授業では、フェミニズムやジェンダー視点で近代イギリス小説を学んでいますが、今回は、社会活動に関わっている卒業生による講演という形で、より身近な問題について考え、卒業後もどのような形で社会に関わることが可能なのか、一緒に考えてみましょう。

 

ぜひご参加下さい。学内外の方の聴講を歓迎します。当日、直接会場にお越し下さい。会場は3号館低層棟(南側の建物)の3551教室です。