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及川 淳子(おいかわ・じゅんこ)教授

桜美林大学、慶應義塾大学卒業。日本大学大学院修了。博士(総合社会文化)。外務省在外公館専門調査員(在中国大使館勤務)、桜美林大学専任講師、中央大学文学部准教授を経て、2023年4月より現職。

専門分野

現代中国社会、政治社会思想

担当科目

中国言語文化基礎演習、中国語、現代中国事情、中国近現代思想演習、卒業論文

主な著訳書、論文

  • 「習近平政権の『思想学習』 : 社会の領域を中心に (特集 建党100年と「社会主義」中国のゆくえ)」(論文、日本現代中国学会編『現代中国』、2022年)
  • 川島真 編『ようこそ中華世界へ』(昭和堂、2022年、分担執筆:第8章 社会 一元化と多元化、社会変容の力学)
  • 「中国『デジタル・レーニン主義』の思想的背景」(論文、『国際問題』No.705、2022年2月)
  • 「六四・天安門事件と劉暁波――歴史に対し道義的責任を追う知識人」(論文、『世界文学』No.131、特集:歴史と世界文学Ⅱ、2020年)
  • 「中国の三〇年:六四・天安門事件から社会主義現代化強国へ」(論文、『神奈川大学評論』No.99、特集:歴史空間の三〇年 ベルリンの壁崩壊後と平成という時代、2019年)
  • 『六四と一九八九 習近平帝国とどう向き合うのか』(共訳編著、白水社、2019年)
  • 『新全体主義の思想史 コロンビア大学現代中国講義』(張博樹著、共訳、白水社、2019年)
  • 『現代中国の言論空間と政治文化――「李鋭ネットワーク」の形成と変容』(単著、御茶の水書房、2012年)

ひとこと

中国語の学修は、様々な可能性に繋がります。現代中国の社会について学び、同時代に生きる隣人として共感と批判的眼差しを育むことは、きっと皆さんの人生を豊かなものにしてくれると思います。共に学び、共に語り合いましょう。