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教養番組「知の回廊」
2007年度

画像をクリックすると番組がご覧になれます
(一部、権利問題等により、ダイジェスト版のみを公開している番組もございます)。

61 「認知症の理解」 緑川 晶
現在、日本におよそ150万人の患者が居るとされる認知症は、患者本人の問題に留まらず、周囲の家族にも大きな影響を与える疾患です。認知症の症状は多様であり、その対応法も患者本人とその家庭環境によって大きく違うため、どのように患者と向き合っていくか?を考えることが最も大切なことなのです。症状によって対応が異なることを周囲が認識し、患者それぞれの対応法を考えていかなければなりません。番組では、このような認知症に関わる問題を、家族とそれを支える人々の視点から取り上げます。
60 「志賀直哉 対立から調和への道程」 渡部 芳紀
『小説の神様』志賀直哉の文学の軌跡は、対立から調和への道程でした。東京帝国大学国文科を中退し、友人である武者小路実篤らと文芸雑誌『白樺』を創刊。結婚問題などにより、元々作家となることに反対していた父親との対立が悪化し、大正元年東京を離れ広島県尾道市に移り、長編小説『暗夜行路』の前身である『時任謙作』の執筆推敲を重ねました。番組では、尾道・赤城・熱海の三つの土地を訪ね、「景色の良い所ばかり好んで住んだ」という直哉の生き方と文学の軌跡を紹介します。 ※渡部芳紀 教授は、2011年3月に本学を退職しました。
59 「林芙美子の『恋の故郷』尾道を歩く」 渡部 芳紀
林芙美子は1903年(明治36年)12月31日、宮田麻太郎と林キクの間に産まれた。その後両親が離別、行商人であった義父、沢井喜三郎と母キクの三人で行商を営みながら各地を転々とし、広島県の尾道市に移り住む。尾道市立高等女学校(現 広島県立尾道東高等学校)へ進学し、恩師の影響により、次第に文学の道を志すようになる。林芙美子の作家としての出発点となった、広島県の尾道市を歩いてみよう。 ※渡部芳紀 教授は、2011年3月に本学を退職しました。
58 「Ecological Economics 2.0 -実践編-」 緒方 俊雄
現在、東アジアでは急激な経済開発が進んでいます。しかし、東アジアの開発が、かつて先進国が経験したような乱開発や環境破壊の悪循環に陥ると、地球全体の回復能力を失い、「持続可能な開発」を困難にしてしまうのではないかと心配されています。もはや、経済開発(エコノミー)を地球環境(エコロジー)と切り離して考えることはできません。2005年度制作「Ecological Economics」の第二弾。今回はその実践編として、この課題に取り組む人びとの様々な活動を紹介します。
57 「近道のための数学
~アルゴリズムを考える~」
松井 知己
『アルゴリズム』とは何でしょうか?これは私たちにとって非常に身近なもので、ある物事の問題を解き、目的を果たすための『手順』や『流れ』のことなのです。私たちが普段利用している列車の乗り換え検索や,カーナビゲーションからの情報、または旅客機の離陸経路や通信・物流・遺伝子情報学など、幅広い分野の中にアルゴリズムが隠れています。今回は、アルゴリズムという数学の道具を用いて様々な分野を開拓してゆく、情報工学の世界をご紹介します。
56 「ダンゴムシから進化を読む」 武田 直邦
私たちの家の庭や近くの公園などには、エビや力二の仲間が沢山いることをご存知でしょうか?エビやカニは『甲殻類』と呼ばれますが、身近に見られる甲殻類とは、ダンゴムシやワラジムシのことなのです。このダンゴムシたちを研究していくと、フェロモンによる集合現象や、陸上環境に適応するための水分保持の生理機構など、三葉虫やカブトガニを祖先とするこの生き物たちが、次第に陸上へと適応移住してきた様子、すなわち進化の過程を垣間見ることができるのです。これらのとても身近な虫たちから、自然環境と地球の進化に想いを馳せてみましょう。