保健センター
インフルエンザ(特定鳥インフルエンザを除く)
症状等について
- インフルエンザウイルスの飛沫感染によって発症します。
- 38度以上の急な発熱、倦怠感、頭痛、関節痛などがあります。
- 1週間ほどで治癒しますが、心筋炎や気管支炎、肺炎などの合併症を併発し、重症化すると脳炎や心不全を起こすことがあります。
- インフルエンザに多少類似した症状にかぜ(普通感冒)がありますが、咽頭痛、鼻汁、咳が中心であり全身症状や急な発熱等はあまり見られません。
潜伏期間と感染期間について
- 感染から発症までの期間は1~5日(平均3日)であり、発症後4~5日間は感染力があります。
治療等について
- 栄養と十分な睡眠・休養、部屋の換気や適度な室温(20~25度)・湿度(50%)の維持が重要です。
- 発症後、24時間以内に診察を受け、48時間以内に抗インフルエンザ薬を服用することが有効です。また、48時間以降は対症療法が中心となります。
- 学校保健安全法ではインフルエンザは第二種感染症に指定されており、発熱したのち5日を経過し、かつ、解熱後2日を経過するまで出校停止となっています。
インフルエンザと診断された場合は、医師の指示に従い、自宅で安静にしてください。
予防方法について
- 飛沫・接触感染しますので、手洗いとうがいの励行及びマスクの着用を心掛けてください。
- ワクチン接種が有効です。インフルエンザワクチンは、その年に流行する型のウイルスを予想してつくられます。
ワクチンを接種することで感染しにくくなり、感染しても軽症で済みます。
ワクチンの効果は、接種後約2週間であらわれ、有効期間は約3ヵ月とされています。