中央大学スポーツ憲章

スポーツは、自発的な活動を基調とする人類共通の文化であり、人類の福祉を追求し、健康で文化的な生活を営む上で不可欠なものである。
中央大学は、これまで大学におけるスポーツのみならず、わが国あるいは世界のスポーツの発展に寄与してきた。この実績とスポーツの持つ普遍の価値を踏まえ、スポーツを通じて、社会の期待に応え、人類の福祉に貢献すべく「中央大学スポーツ憲章」を定める。

１．中央大学は、スポーツに関わるすべての学生の自主的・自律的な活動を尊重し、支援する。

２．中央大学は、スポーツに関わるすべての学生が、競技においては常に公正公平であり、他者の人格を尊重することを支援する。

３．中央大学は、建学の精神「實地應(じっちおう)用(よう)ノ素(のそ)ヲ(を)養(やしな)フ(う)」のもと、スポーツを通じて、国際社会の平和とその繁栄に寄与し、すべての人の幸福に貢献できるような人材を育成する。

４．中央大学は、スポーツに関わるすべての学生が課題解決能力を涵養し、仲間との信頼・協力関係を築くことによって、リーダーシップやコミュニケーション能力を備えた人物を育成する。

５．中央大学は、スポーツに関わるすべての学生の学修・生活環境および安全・安心に活動できる環境の整備を推進する。

６．中央大学は、本学に関わるすべての人々とスポーツの取組みを通じて、感動や誇りを共有し、これにより、本学へのアイデンティティと愛校心を育むことができるよう努める。

７．中央大学は、スポーツに関する諸分野での教育・研究を高い水準で推進し、これにより、わが国のスポーツの振興・発展を積極的に牽引するよう努める。

８．中央大学は、教育機関としての責務を果たすため、学友会体育連盟所属各部会による諸活動を、本学における教育活動の一環と見なし、学生の自主的・自律的な活動の意義を尊重する。

９．中央大学は、スポーツをとおしてすべての多様性を受け入れる。そして、人類の抱える地球規模の課題解決に貢献し、健康で豊かな地域コミュニティの形成と発展に寄与するよう努める。

10．中央大学は、スポーツに関わるすべての人々が、夢や目標に向かって挑戦することを応援する。