研究

若手研究者雇用支援事業

中央大学は日本学術振興会「研究環境向上のための若手研究者雇用支援事業」の雇用制度導入機関として登録申請を行い、2023年7月に雇用制度導入機関として登録決定がなされました。 これを受け、学振特別研究員(PD等)が本学との直接雇用に基づき、自身の研究を行っております。
本事業は、日本学術振興会の特別研究員(PD等)を本学で受け入れるにあたり、日本学術振興会の支援を受けて、直接雇用するものです。特別研究員の身分の安定に寄与するとともに、本学における優秀な若手研究者の確保・育成と、更なる研究現場の活性化を期待しています。

中央大学が雇用する特別研究員-PD 等の育成方針

中央大学では、これまでに本大学が専任教員として採用してきた若手研究者の育成・支援に加えて、日本学術振興会特別研究員(以下「学振PD」という。)を直接雇用し、全学を挙げて若手研究者の育成を推進していきます。
学振PD に対する育成方針、支援策として、下記の取り組みを実施していきます。

①学振PD は本学内にある研究所、センター、機構等(以下、「研究所等」という。)の研究機関に所属し、それぞれの機関において共同研究チーム等に参画します。また、所属の研究所等が実施する研究会への参加等により、様々な領域の研究者との交流の機会を提供します。

②学振PD は、所属の研究所等の所有する研究資料等のほか、本大学の図書館、本大学が学生・教職員向けに包括ライセンス契約をしているソフトウェア、アプリケーション等のサービスを利用することができます。

③学振PD には、本学ドメイン名を含む電子メールアドレスを付与します。

④学振PD の専念義務に支障のない範囲で、本人の申し出により科学研究費助成事業への応募資格を付与します。

⑤本学独自の研究費制度においても、制度趣旨に照らして学振PD が参加、実施することが適当な制度については、今後 3 カ年のうちに応募資格等の見直しを図ります。

 

以上