国際連携・留学
短期留学体験記 オークランド大学/ニュージーランド
研修校の特徴
◎オークランド大学英語教育機関ELAが実施する4週間のプログラム
◎4技能(書く・読む・聞く・話す)を総合的に学べる
◎学業サポートやスタディセンターの提供など留学生サポートが充実
参加学生からの声
- 自然豊かで暮らしやすく、多国籍社会ならではの様々な文化を感じることができた。人々は温厚で優しく、文化の違いをお互いに受け入れながら相手を尊重することの大切さを学んだ。
- ディスカッションやペアワークの授業を通して、自分の考えを伝えたり相手の意見を聞いたりする機会が多かった。日本では伸ばすことが難しい、スピーキング力を強化することができた。
- 初めのうちは、英語を使う機会がくるたびに頭が真っ白になってしまったが、現地で生活するうちに経験が自信になり、英語を話すことを躊躇しなくなった。英語でのコミュニケーション能力や文化の違いに対する理解が身に付き、人とつながることのすばらしさをあらためて感じることができた。


短期留学体験記
2025年
| 学部・学科 | 法学部 国際企業関係法学科 |
|---|---|
| 氏名 | 須賀 健太 |
| 留学時の学年 | 2年生 |
- なぜ短期留学プログラムに参加しようと思ったのですか?
- 大学に入る前から留学に行ってみたいという気持ちがあったからです。大学を卒業してしまうと留学に行ける機会はなかなか無いと思うので、迷うぐらいなら応募してみようと思いました。また英語でのコミュニケーション力をさらにのばしたいという気持ちもありました。
- 短期留学先を選んだ理由は何ですか?
- 主に3つあります。
①治安が良いというイメージがあったからです。事前に調べた際にも、治安が良くて安心して生活できるという情報が多かったです。また、移民が多く多国籍な国であるため、英語に自信が無くても、お店の人などは外国人に慣れていると思うので、気さくに話しかけてくれるのではないかと思ったからです。
②気候です。オークランドの2月は夏で、最高気温は25℃ぐらいという情報があり、生活しやすいと思ったからです。
③自然環境です。海や山など様々な観光スポットがあり、1か月間日本と違った環境で生活できると思ったからです。
《実際》
①夜は場所によっては危険な場所もあったので、ホームステイ先の方などに周囲の情報を確認したほうが良いです。21時頃には車通りも少なくなり、閉まっているお店が多くなるので暗くなる前には帰った方が良いです。また治安は良いが100%安全というわけではなかったので、夜の1人での行動やイヤホンをつけながらの行動は避けたほうが良いです。
②気候は過ごしやすかったです。2月に関しては基本暖かいので半袖で大丈夫でしたが、朝は少し寒い日もあったので上着等を持っていった方が良いです。3月はだんだん涼しくなり、朝は上着が無いと寒かったです。過ごしやすい気候ですが、体調を崩してしまった人は何人かいたので、風邪薬や胃薬などは持って行った方が良いです。また、日差しが強いので日焼け止めは確実に塗りましょう。薬に限らず、現地で売っているものは基本高いので、使うと分かっているものは日本から持参したほうが良いです。
③自然環境は本当に素晴らしかったです。海、山などたくさんの観光スポットがありました。もちろんそれ以外にもたくさんの観光スポットがあったので、ぜひ行ってみてください。 - 留学するにあたって、事前に準備したことや心掛けたことは何ですか?
- このプログラムに参加するにあたって私が心配だったことは2つありました。1つ目は現地の学校の授業です。1か月間いつもと違った環境で授業を受けるというのは本当に不安でした。その不安を少しでも和らげるために、自分の情報(大学で何を学んでいるか、好きなこと等)をある程度英語で伝えられるようにしていきました。2つ目はホームステイ先で上手くやっていけるかでした。これに関しては、ホームステイ先で使えるフレーズや一般的なホームステイ先でのマナーを覚えていきました。(とはいいつつも、学校の試験が1月にあったので1月は試験勉強をしていたら、あっという間に留学まで1週間という状況でした。)
他には、ホームステイ先の家族構成を知ったらお土産を買いに行きました(お菓子やおもちゃ等)。
《現地に行く前にもっと調べておけばよかったと思ったこと》
・現地でのバスの乗り方や、学校への行き方です。これを調べておけば初日に焦らず登校することができます。交通機関は、バスがメインでした。慣れるまではバス停を探すのに時間がかかったり、目的地にたどりつけるか不安になったりますが、慣れるので大丈夫です。アプリやgoogle mapを活用しましょう。場所によっては電車や船を使うこともあります。
・WIFIやSIMなど自分にあったものをしっかり調べて購入したほうが良いです。WIFIを借りていった自分は本体が荷物になったり充電がなくなったりすることに不便を感じました。(SIM,eSIMを購入している人が多かった印象です。)
・現地での基本的なマナーは調べていった方が良いです。普段日本でしているようなことが禁止されていたり危険であったりすることがあるからです。 - 現地研修では、どんな授業が行われましたか?
・授業内容、クラス・授業の雰囲気、現地担当教員について、宿題や課題について等 - ・クラス分け
12月ごろオンライン上でテストを行い、そのテストの結果によってクラスが分けられました。イメージとしては自分と同じぐらいの英語のレベルの人と同じクラスになるという形です。基本クラスは1か月同じで先生も変わりません。(もしも、自分が望んでいたクラスと違うレベルにクラス分けをされてしまったとしても、現地の先生に相談し、要件を満たせばクラスの変更はできる感じでした。)
・クラス・授業の雰囲気
1クラスの人数は20人程度で、9割ぐらいが日本人でした。授業はもちろん英語で進んでいきますが、授業外ではどうしても日本人が多い環境になってしまうので、日本人同士でも英語を話すということを意識していけるかどうかが英語力アップにつながると思いました。1番クラス数の多いIntermediateクラスの話になってしまいますが、授業の内容は1コマ目が文法の授業で、そこまで難しい内容ではなく、すでに中学や高校で習ったことのある文法について学びました。しかし、英語での解説になるので、日本とは教え方が違う部分であったり、発音の仕方を教えてくれたりと新たな学びも多くありました。2コマ目は会話やグループ活動メインの授業です。あるトピックについて学び、それについて会話をしたり、リスニング練習を行ったりしました。毎週金曜日にペアやグループでのプレゼンや発表会もありました。クラスによると思いますが、授業の雰囲気は、実践的に楽しく学んでいくスタイルで、グループでのディスカッションや発言がしやすい環境でした。
・現地担当教員について
明るい方や親しみやすい方が多いように感じました。質問すれば喜んで丁寧に答えてくれました。
・宿題や課題について
必要最低限です。毎日10分前後で終わる量です、出ない日もありました。
毎週金曜日にプレゼン・発表会があったので、その準備が授業中に終わらなかった場合は放課後にやっている班もありました。
・授業時間
今年は午前の授業(8:15-12:30)でした。なので平日は朝の6時前後には起きるという生活をみんな送っていました。慣れれば大丈夫です。(午後が授業だった年もあるそうです。) - 滞在先はどうでしたか?
・楽しかったこと、大変だったこと、印象に残っていること、心掛けていたこと等 - とても良い家庭で、1か月間安心して生活することができました。ルールに関しては、洗濯は1週間に1回、遅くなる時は連絡するぐらいで、ほとんど自由な環境でした。掃除や食器洗い等もやらなくて大丈夫だよと言われました。優しい方々だったので、日常的な会話を楽しんで行うことができました。大変だったことは、食事です。量が多い日や連続で同じ食事が出てきて食べるのに時間がかかったことはありました。心掛けていたことは、マナーです。学校に行く時間は朝早かったので、なるべく音を出さないように準備をし、シャワーに入るときに、「シャワー入ります」と言う、電気をつけっぱなしにしないなど基本的なことです。学校までの距離は1時間弱でバスで登校していました。また、私のホームステイ先はリゾート地に近い場所で、歩いていける距離に海があり、とても良い環境でした。バスで寝過ごしたら海についていたり、船を使って目的地に向かうこともできました。
※滞在先に関しては人によって大きく違う印象を受けました。場所も基本バラバラです。友達と会う場合はバスに乗ってどこかで集合する感じです。ホストファミリーに関しても、ルールがたくさんある家庭や、食事が合わない、相性が合わないなどという話も少なからず聞きました。でも基本的には留学生の受け入れに慣れている家庭だと思うので心配しすぎる必要はないと思います。ルームメイトの有無は家庭によって異なり行ってみないと分かりませんでした。ペットや子供の有無等は事前に希望を出すことはできます。 - 現地研修以外の時間(放課後、休日など)はどのように過ごしていましたか?
- 授業は午前中だったため、毎日授業後は友達と昼ご飯を食べるお店を探し、そのあとみんなで行きたい場所に行くという流れでした。イメージとしては、この日は山、次の日は海に行って、その次の日はみんなでショッピングみたいなハードスケジュールで行動してました(笑)。休日は学校帰りに行くことができない離島やサッカー観戦、早朝マーケットなどに行きました。私の場合はとにかく色々な場所に行きたかったため、ホームステイ先でゆっくり休む日は一切作らず、1か月間毎日友達と観光していました。友達の中には休日を使ってツアーに参加している人やホストファミリーと出かけている人もいました。現地の学校の学生所を見せれば割引される施設もあったので事前に調べていきましょう。
また、いくつか有名な大きなスーパーがあり、そこで買い物をするのがとても楽しかったです。私は5回ぐらい行きました(笑)
昼食代は1食1500から2000円ぐらいでした。レストランやカフェはたくさんありますが、早く閉まってしまう場所もあったので注意です。水は外で買うと高いので日本から水筒を持参して、ホームステイ先や学校の給水機で補充していました。 - 今回の留学を通して得たこと・学んだことは何ですか?またそれを今後どのように活かしていきたいですか?
- 現在はスマホという便利なツールがあり、スマホをいかにうまく使っていけるかが大事になってくると思いました。ツアーの料金を比較したり、事前に目的地について調べたりすることで、勉強になることもあるし、旅が充実したものになったような気がします。
また、1か月間で出会う人たちは初対面の人ばかりなので、最初は緊張するかもしれません。しかし、1か月間ともに同じ環境で生活をするなら、積極的にコミュニケーションを取ったり、どこか一緒に出かけてみたりするべきです。そうすることによって人間関係を構築できるだけでなく、様々な考えや文化を知ることができます。そして、そこでの経験は一生記憶として残るものになると思います。
全ての計画が上手くいくわけではありません。乗りたいバスがなかなか来なかったり、店員さんの言っていることが分からなくて焦ったりという場面は海外の生活でよくあることだと思います。そのようなときに、臨機応変な対応ができるか、それをどうやったら乗り越えられるかと考える瞬間がたくさんあり、自分の適応力や問題解決力を鍛える大きな機会になりました。
1か月間の留学で、英語が完璧に話せるようになったり、長文をすらすら読めるようになったりするのは正直難しいと思いました。しかし、留学中にどれだけ自分から英語を話そうとしたか、どれだけ主体的に英語を学習しようとしたかによって、英語力の伸びに差が出てくると思いました。そして、日本に帰ってきてからも英語で話す機会を作り、勉強を継続していくことで、英語力がさらに伸びていくように感じました。留学先は日本人が多いので安心感はあると思いますが、裏を返せば日本語で話すこともできるので、日本人同士でも英語で話すことを心掛けてみてください。 - 短期留学に参加を検討している皆さんへのアドバイスや伝えたいことは何ですか?
- 分からないことが多くて、不安に感じていることも多いかもしれません。実際私もそうでした。しかし、行ってみると1か月はあっという間で、本当に充実した1か月間でした。現地の学校に通いつつも自由な時間も多かったため、イメージとしては語学留学と長期旅行の両方をできる感じです。また、留学先で出会った人とは今でも連絡を取り合ったり、日本に住んでいる方であれば定期的に会っている人もいます。チャレンジではあると思いますが、行けばとても楽しいと思います。サポートもしっかりしているので、行く前も現地でも分からないことは聞ける環境が整っているので安心してください。初めての海外という友達もいましたが、毎日楽しんでいました。不安な場合は国際センターや留学に行ったことのある友達に相談してみてください。
実際の状況や現地の情報を知りたい人が多いと思うので、私自身が体験したこと感じたことを出来るだけ細かく記入しました。参考になると嬉しいです。




2024年
| 学部・学科 | 文学部 人文社会学科 哲学専攻 |
|---|---|
| 氏名 | 清水 祐花 |
| 留学時の学年 | 2年生 |
- なぜ短期留学プログラムに参加しようと思ったのですか?
- 英語がもともと苦手で、勉強してもなかなか上達が感じられない状態が大学に入ってからも続いていたため、留学に行って英語の苦手意識を払拭したいと考えて参加しました。春季の短期留学にしたのは、合宿や博物館実習など予定の入りやすい夏を避けるためで、春に比較的長期間予定を開けることが可能だったからです。
- 留学先を選んだ理由は何ですか?
- ニュージーランドは日本に似た温暖な気候の国であり、また世界の中でもトップレベルに治安が良いということを聞いた事があったので留学中に外的なトラブルに遭う危険が少ないのではないかと考えたのが留学先に選んだ理由の最も大きな部分になります。
また、ニュージーランドの固有な動植物やマオリ族の人々と移民の歴史について興味があったことや、オークランドという異なる民族をルーツに持つ人々が暮らす街で実際に暮らしてみてその文化や生活のあり方を体験してみたいと感じたのも理由になります。 - 留学するにあたって、事前に準備したことや心掛けたことは何ですか?
- 留学先の歴史や文化、宗教などの理解を深めるために、インターネットや図書館の本、などを利用して簡単にニュージーランドとオークランドについて学びました。事前に現地の知識を入れておくのは、留学期間中に文化や歴史を学習することに役立ち、また留学中の安心感にも繋がったので、準備しておいてよかったと感じました。
言語学習に関しては、日常会話の定型文や会話文で使われるイディオムを中心に勉強しました。 - 現地研修では、どんな授業が行われましたか?
・授業内容、クラス・授業の雰囲気、現地担当教員について、宿題や課題について等 - 授業は文法や語彙、発音などについての授業と、スピーキングスキルの実践についての授業に分かれており、どちらもネイティブスピーカーの先生を中心に英語のみを使って勉強していく形でした。スピーキングの授業はもちろん、文法や語彙を学ぶ授業でもグループワークや発表をしたりするのが中心的な授業方法であり、実践的なスキルが身につくような内容でした。宿題は出ますが必要最低限の量で、授業の難易度は事前にテストを受けて適切なレベルのところにクラス分けされるので、スピーキングやリスニングは苦手なのですが楽しく勉強についていくことができました。
英語学校内では授業時間以外でも英語を使うことが推奨されていたり、希望者は授業外でグループワークや先生と一緒に観光を行うプログラムが受けられたりするので、授業以外の場所でも英語を使いやすい環境づくりがされていたと感じました。 - 滞在先はどうでしたか?
・楽しかったこと、大変だったこと、印象に残っていること、心掛けていたこと等 - ホストファミリーは親切で、家族にはペットの猫もいたので一緒に遊んだり写真を撮ったりしてコミュニケーションをとることができました。私は夕食は必ず家で一緒に食べるようにしていたのですが、食事は毎日違うものを出してくれて楽しくご飯を食べることができました。オークランドの食文化はスパゲッティやハンバーガー、ピザなどの洋食だけでなく、おすしを含む海鮮料理や中華料理もメジャーだったので、食文化の多様性と親近感が感じられました。
滞在しているホームステイ先は学校からバスで1時間弱かかる位置にあり、最初は不安に感じましたが、バスや電車などはアプリで位置情報や乗換案内などが調べられるので遅刻などのトラブルにならず、とても交通機関が使いやすいと感じました。交通や接客業は全体的に日本のような規則正しさや時間通りのサービスではありませんが、現地で会った人達が優しく親しみをもって接してくれたのでとても生活しやすく、安心して生活することができました。 - 現地研修以外の時間(放課後、休日など)はどのように過ごしていましたか?
- 放課後や休日は、基本的にほぼ毎日興味のある場所に行って過ごしていました。オークランド市内や郊外の観光地や自然公園、様々な博物館、美術館、動植物園等のニュージーランド・オークランドの文化や歴史に触れられる場所に行くことが多かったです。それ以外の日は、家族や友人に買っていくお土産を探したり、スーパーやドラッグストアの中を見て回ったり、山や海、公園内などを散歩したりしていました。丸一日休日になる土日にはフェリーで島に観光へ行ったり、英語ガイド付きの日帰りバスツアーに参加したりすることもありました。
学校以外の時間は一人で行きたい場所を自由に歩いたり見たりしていることが多かったので、学んだことや日本との違い、面白いと思ったこと、疑問に思ったことなどを友達や家族に写真やテキストでリアルタイムで伝えていました。他の人に自分の意見や興味を持った理由なども合わせて知ったこと、体験したことを伝えることで、より現地の体験で学んだことを深く掘り下げることができ、ホームシックになることもなかったので家族や友人と連絡を取り合っていたのは良い行動だったと思います。 - 今回の留学を通して得たこと・学んだことは何ですか?またそれを今後どのように活かしていきたいですか?
- 一人で計画して積極的にどこかに行くというのが日本だけでなく、海外でもできたというのは大きな自信になりました。困ったことがあってもスマートフォンの利用や他の人とのコミュニケーションなどで解決でき、楽しみながら新たな視点を獲得することができたというのは大きな成功体験だと思います。
また、語学の理解とまではいきませんが、日常会話でとっさに単語を出したり、努力して伝えようとする態度を示したりといったことが留学以前よりもしやすくなったと感じます。適切な文法の使用や豊富な語彙の獲得は一ヶ月の短期留学では難しいですが、英語で話すことそのもののハードルが案外高くないということが実際に英語圏で生活することで分かり、色々な手段を駆使すれば伝わるということが実体験として理解できました。今後の研究活動においても、英語を使うことを忌避せずに英語の文献も研究範囲として視野に入れて学習していくことで、この経験を活かしていきたいと思います。 - 短期留学に参加を検討している皆さんへのアドバイスや伝えたいことは何ですか?
- ニュージーランドは日本と文化が似たところも違うところもどちらもたくさんあり、オークランドではそれを日常生活からも博物館などの学習施設からも学ぶことができるので、語学だけでなく異文化理解に興味がある方にぜひおすすめしたいです!
日本と生活リズムや物事の考え方が全く違うこと、日本では今まで考えたことがなかった問題にも直面するので、一ヶ月が毎日新しい体験の連続で全く飽きることがありません。ぜひ短期留学に行った際には自分の行きたいこと・やりたいことをできるだけ積極的にしてみて、新しい発見を楽しんでください!


2020年
| 学部・学科 | 総合政策学部 政策科学科 |
|---|---|
| 氏名 | 渡邉 麻未 |
| 留学時の学年 | 2年生 |
- なぜ短期留学プログラムに参加しようと思ったのですか?
- GATEの授業で一緒にグループワークをした留学生から、英語が使えるようになりたいなら留学をすると良いと勧められたのがきっかけで、国際センターの短期留学プログラムについて調べるようになりました。このプログラムは、Gスクエアでの説明会を通して詳しく知りました。
- オークランド大学を選んだ理由は何ですか?
- 私がオークランド大学プログラムを選んだのは、英語圏でホームステイを経験したかったことと、ニュージーランドという国に興味があったことが理由です。また、国際センターのプログラムであったため、直接質問や相談に伺うことが気軽にできたのも、私にとってありがたい点でした。
- 留学するにあたって、事前に準備したことや心掛けたことは何ですか?
- 自分の英語レベルを知るため、留学前にTOEICを受験しました。これにより、留学後にはスコアを絶対に上げようという具体的なモチベーションをもって現地での学習に取り組めたと思います。私の留学での第一目標は「自分の英語力を向上させること」だったので、事前準備の段階から、実際にそれを達成するということを心掛けて行動しました。
また、現地の文化や人々についての情報、気候、ニュージーランドの英語の特徴について事前に調べ、準備に役立てました。 - 現地研修では、どんな授業が行われましたか?
- 授業は、文法や語彙、発音などについてのクラスが1つと、コミュニケーションスキルについてのクラスが1つで、どちらもネイティブスピーカーの先生がわかりやすく教えてくださりました。発言しやすい雰囲気で、座学というより実践的なスキルが身につくような内容でした。宿題は必要最小限の量でした。あらかじめ英語レベルによってクラス分けがされているので、自分にとって必要なことが、適切な速度・量で習えたと感じました。
- 滞在先はどうでしたか?
- ホストファミリーがインド出身の方だったので、ホームステイ先ではホストファミリーの文化に合わせたマナーを心掛けました。英語学習に対する意識についてアドバイスをくださったり、すらすら話せなくても待ってくださったりとさまざまにサポートしてくださったので、安心してコミュニケーションがとれました。
一度食物アレルギーの症状が出てしまったことが特に一番大変でしたが、落ち着いて自分の意思を伝えることの大切さ、緊急時に備えておくことの重要さを学びました。 - 現地研修以外の時間(放課後、休日など)はどのように過ごしていましたか?
- 学校が午後からだったので、午前中にオークランドの中心部でショッピングをしたり、散歩をしたりすることが多かったです。
初めての週末は日本人の友達とショッピングに出かけ日本語で過ごしたのですが、帰宅してからホストファミリーと話すときに英語がうまく浮かばなくなっていることに気づき、それ以降は英語を使う機会を増やすことを意識して行動しました。ELA主催のツアーに参加したり、ニュージーランドの自然を楽しんだり、ミュージカルのチケットを自分で取って見に行ったりと、ニュージーランドでしかできない経験をたくさんしました。出かけた先で全く知らない人と話す機会も多々あり、とっさのコミュニケーションスキルが磨かれたことも大きな収穫でした。 - 今回の留学を通して得たこと・学んだことは何ですか?またそれを今後どのように活かしていきたいですか?
- 今回の留学を通して、主体的に考え、行動し、経験を積むことの大切さを学びました。自分の目標を達成するため何が必要か考え、準備し、臨機応変に対応する力が付いたと思います。今後もこの経験を活かし、主体的に学び、自分の能力を向上させていきたいです。
- 短期留学に参加を検討している皆さんへのアドバイスや伝えたいことは何ですか?
- このプログラムは1カ月という短い期間ですが、自分の行動次第でたくさんのことを経験することができます。慣れない環境に身を置くことは時に困難を伴いますが、だからこそ学べること、得られることも多いです。迷っている方は是非、国際センターに相談してみてほしいです。







