中央大学について

「知性×行動特性」学修プログラム

【取組概要】

本取組は、知性を示す指標として学士課程での学業成績(「GPA」)、行動特性を示す指標として本学が定義した「行動特性評価指標」を活用し、教育課程内外の諸活動を融合した「テーマ別プロジェクト」での教育・指導を通じ、学生の両指標の相乗的な伸長を図る仕組みを構築する取組です。この「テーマ別プロジェクト」は、学士課程教育及び各種の課外行事を基礎に、キャリア教育、インターンシップ推進等のテーマによって学士課程教育と課外行事を再構築し、テーマ別に設ける各種プロジェクトを通じて体系化した育成指導を行う仕組みとなっています。
本取組を通じて、「行動特性評価指標」を基礎に置いた「テーマ別プロジェクト」及び「行動特性評価指標」の各評価項目レベルの推移を自己確認できるシステムである「C-compass」を両輪とした全学レベルでの体系的な取組、実行委員会による恒常的な「育成効果測定」及びPDCAサイクルの持続的な運用の2点を通じ、産業界等との連携を深めつつ、社会的に必要な能力や実践的能力を一層高めた学生を安定して輩出することで、大学が社会から負託された教育機能を十全に果たす仕組みを具現化することが期待されます。

【取組実績】

本取組を通じて、「テーマ別プロジェクト」を整理・拡充しました。同時に、「C-compass」利用の啓蒙を推進することで、本システムの利用率の向上に繋がりました。また、アセスメントの実施により、学生は自身の社会人基礎力を把握できるようになりました。 なお、本取組の実施主体である「知性×行動特性」学修プログラム実行委員会においては、「テーマ別プロジェクト」との相関についての分析を進めています。

本取組の支援期間終了後、新たに「「知性×行動特性」学修プログラムの全学的展開~フェーズⅡ~」 として2015年度教育力向上推進事業の支援取組として採択されました。