社会・地域貢献

2014年度

「公共政策学とは何か」

映画研究会 チーム20 高橋清也/小野拓哉
公共政策学とは、どんな学問なのか。「原子力発電の政策決定は正しかったのか。」公共政策学の見地でどのように考えていけばいいのか。公共的な問題を社会で解決していくために必要なものは?理想的状況と現状のギャップをどのように埋めていくのか。そこには将来像と基本方針が必要である。複雑化する社会においての公共政策学の必要性と構成、政策決定の改善について考えていく。

「判決文を読んでみよう!」

トビウオキカク チーム B 眞鍋瑛/出村優佳/塚本豪/渡邉和輝
「生の事実に触れることができる」「抽象的な理論ではなく実際の社会にあることを理解できる」「裁判官の説得力ある文章展開で説得のロジックがわかる」等、判決文という上質な文章に触れることで学ぶことがたくさんあります。今回は民法709条と714条の損害賠償に関する条文を中心に、その判決文に触れていきます。ルールの解釈と確定、その中での事実を踏まえて判決を下していく過程の文章を、実際に取り上げ学んでいきます。

「健康情報は信じられるか?がん予防と疫学」

映画研究会 チームみにー 宮坂拓人/土師隆記
社会に流布されている健康情報は信じられるのか。人間総合理工学科の教育ミッションと、その中で教えられる疫学と生物統計学とは何か。信頼性ある研究成果を取り上げながら、日本人の大きな死因疾病となっている「がん」について、その現状と予防を理解していきましょう。世界最低レベルのがん検診率(乳がん、子宮頸がん)の日本において、PublicHealthのミッションとは?情報のバイアス(真実からの系統的なズレ)は何故起こるのか?交絡とは?正しい健康情報の見極め方を学んでいきます。

「中央大学法学部への招待」

放送研究会 チームA 清水星佳/生田真実/米田龍海/清水隆周
なぜ法律とルールが必要なのか。法とルールが個人の自由を保障し平和で公平な社会をつくりだす。法学のルーツ・歴史に目を向けながら、異なる文明との接触により生まれる教育の成り立ちを理解していきます。異なる利益や価値感を持つ人々が共存していくために必要な法律。法学を学び、その社会に貢献していくことの大切さを学んでいきましょう。中央大学では法学そのものの学びの場と、社会のあるべき姿を描き実現していく人材育成プログラムを用意しています。実学の中央大学へようこそ。

「ルールと私たち ~こんなルールはいやだ~」

トビウオキカク チームA 吉原朋輝/清野小太郎/渡辺和眞
国際企業関係学科はどんなところ?社会で日々生まれる様々な関係の中でいかに生きていくか。他者との交渉・合意・実行のための立案提案、交流理解、論理的思考を醸成する場がここにあります。 そして、わたし達の社会において必ず存在する様々なルールを考えます。たとえば、法律というルールの中の損害賠償とは何か。なぜ、損害の賠償をさせるのか。日本と海外での違い、地域での違いを理解し、まさに法学部の魅力の「より円滑な社会生活を実現」していくために必要な思考方法を学んでいきます。

「日本と外国の法制度を比べてみよう!」

放送研究会 チームC 陶山香織/河野穂花/吉川真由/山中大吉
EUでさえ、なかなかまとまらない法制度。日本と外国の法制度の違いについて学んでいきます。アメリカで問題となったミッキーマウス保護法、マクドナルドやタバコメーカーへの損害賠償、ドイツにおける離婚問題や遺産相続問題等、日本との違いを比較し、わかりやすく説明していきます。法制度の背景にある、その国の歴史・文化を学ぶことの大切さも理解していきましょう。

「法のルールの発展」

放送研究会 チームB 岡部陸/近藤真生/奥野愛理/小谷翼/福島葵
会社法を通じて「法のルールの発展」について、株式会社のしくみや経営者の有り方を考えながら、学んでいきます。会社への出資や株式発行のしくみはどのようなものか。新株発行の主要ルールの変遷を見ながら、裁判所の判断視点について検証していきます。中立であるべき経営者の立場、企業価値を維持するための活動とは。条文を社会の姿に照らし合わせ、その条文がどんな意味を持つのか、どういうルールが望ましいのかを見つめていきましょう。

「忘れられる権利について考える~インターネット検索サイトからの情報削除」

映画研究会 チームファイヤーボール 近藤実佐輝/川北夢希
インターネットからの情報削除は可能なのか、また許されることなのか。グーグルのサジェスト機能について、表現の自由とプライバシーという観点、プライバシーとパブリシティという観点から「忘れられる権利」を考えていきます。アウシュビッツのパンチカードにより「人間の尊厳」が侵害されてきたヨーロッパの判断と、検閲を警戒し、政府からの「個人の自由」を保障してきたアメリカの判断は対照的。その中で日本はどのように判断対応すべきか。表現の自由とプライバシーのバランスについて論じていきます。

「将来の自分を見つけよう-法学部卒業生とのトーク-」

映画研究会 C 川名正人/本山洋輝/角舘紳介
法学部で勉強し、社会の様々な分野で活躍する4人の卒業生のトークから自分のロールモデルを見つけよう。またそのために何をすればいいのかを考えてみよう。何故、中央大学を選んだのか。大学入学後の学生生活はどんなものだったのか。中央大学法学部の大きな特徴である3学科の幅広いカリキュラム。その法学の知識が様々な分野で活かされていることを学んでいきます。