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教養番組「知の回廊」
2011年度

画像をクリックすると番組がご覧になれます
(一部、権利問題等により、ダイジェスト版のみを公開している番組もございます)。

85 「新時代の雇用創造
─地域から日本の元気を取り戻す─」
松丸 和夫
いま、若者たちは就職不安を抱えています。若者が求める職業と企業が求める人材が一致せず、なかなか就職に結びつかなかったり、労使関係が適切でない企業が増えるなど、不安を抱えた若者たちが安心して働くことができない状況が進んでいます。
失業率の増加や経済成長の停滞など、雇用の問題は今後の日本を支えるための最重要課題です。また働く人々を支えるための企業努力と地域社会の活性化も求められています。
少子高齢化が進む現在の日本で、若い世代が夢や希望を抱きながら働ける環境を作り、日本の元気を取り戻すためには、どうしたら良いのでしょうか?
本番組では、これからの時代に合わせた雇用の創出と、地域活性化の具体例を見ながら、循環型経済について考えます。
84 「高橋流野球道」 高橋 善正 監督
中央大学硬式野球部を率いる高橋監督は、高知商業高校から中央大学を経て、1967年にプロ野球界入り。東映フライヤーズ(現・北海道日本ハムファイターズ)や読売ジャイアンツで先発、中継ぎのエースとして活躍し、引退後はジャイアンツや中日ドラゴンズの投手コーチとして、数々の選手の育成に尽力しました。
そして2008年、中央大学硬式野球部の監督に就任。選手たちを厳しく鍛え上げ、当時東都リーグの2部だったチームを就任1年で1部へ復帰させるとともに、現在読売ジャイアンツで活躍する澤村拓一投手を育てました。
今回番組では、ゆるぎない野球観と情熱をもって中大野球部を指導する高橋監督に、プロ・アマ問わず、野球界を取り巻くさまざまな問題や、今の若い選手の育成方法をはじめ、野球の面白さ、プロ野球を目指す選手たちへのメッセージなどをじっくり語っていただきました。
83 「伝統文化の空間演出」 黒田 絵美子
皆さんは「演劇」という言葉から、どんなことを連想するでしょうか? 舞台上の限られた時間と空間の中で起こるドラマを第三者である観客に見せること、それが「演劇」という言葉の大まかな説明にはなるでしょう。
しかし、演劇という行為は、実に紀元前の時代から世界のあらゆる場所で、さまざまな形で実践され続けており、今もなお、日々新たな表現方法を生み出しています。
台詞のまったくないパントマイムや舞踊、反対に身体的な動きがほとんどなく、語りによってドラマを描く落語や講談といった日本の話芸も演劇のジャンルのひとつです。「演劇」という言葉に「的」をつけて、「演劇的行為」と枠を広げれば、宗教の儀式や政治家の演説なども、演劇的行為として捉えることができます。
このようにたくさんある演劇のジャンルの中から、今回は日本の伝統的な演劇形態に注目してみたいと思います。
82 「多文化主義の国
カナダを学び カナダに学ぶ」
佐藤 信行
2011年9月17日・18日の2日間、大阪府吹田市の大阪学院大学を会場に、日本カナダ学会第36回年次研究大会が開催されました。
研究者による「学会」といえば、法律学、政治学、経済学、文学、言語学など、その専門分野ごとに開催されるのが普通ですが、この学会は一風変わっていました。
カナダという国・地域を総合的に理解することを目的として、さまざまな学問分野の専門家、さらには外交官などの実務家までもが集まり、2日間にわたって議論を繰り広げたのです。18日に開催されたシンポジウムでは、多文化主義(マルチカルチャリズム)がテーマとなりました。
カナダという国には、いったいどのような魅力があるのでしょうか?
分野を超えた地域研究というものは、どのようなものなのでしょうか?
また、カナダ多文化主義とは何なのでしょうか?
今回は、多文化主義の国、カナダについて学んでみましょう。
81 「液状化災害の現状」 國生 剛治
2011年3月11日、宮城県沖を震源地とする、マグニチュード9.0の大地震が発生し、日本は大規模な災害に見舞われました。
この地震は東北地方のみならず、関東地方にも多くの被害をもたらし、広い地域で液状化現象が起こり、今なお、その爪痕が各地に残されています。
この液状化現象は、言葉としては良く知られてはいますが、その実態については意外と知られていません。この現象を科学的に解明しようとする研究が始まったのは、実はつい最近のことなのです。
今回は、液状化とはどういうことなのか、どのようにして液状化が起こるのかなど、液状化現象のメカニズムを探ると同時に、千葉県浦安市の協力により、今回の震災による液状化被害の現状と、今後の防災対策など液状化現象の研究を紹介します。
80 「困難を有する子ども」の支援を問いかける 古賀 正義
2010年に発表された、政府による「子ども・若者ビジョン」は、その副題に「子ども・若者の成長を応援し、一人ひとりを包摂する社会を目指して」とあります。
今日、子どものおかれた社会環境は厳しさを増しており、教育格差や就業環境が一層深刻化し、子どもや若者への実践的な社会支援が必要とされています。
特に児童の虐待やひきこもりなど、「家庭の孤立化」「脆弱化」のなかで、子どもの問題が抜き差しならない状態へと追い込まれていくケースも多く、貧困や社会的排除など、これまでわが国が直視してこなかった社会環境の変化が、子どもを抱える家庭、あるいは地域社会を直撃している現状も、決して見過ごすことはできなくなっています。
このような現状を踏まえ、番組では今日の排除型社会における子ども支援のポイントと今後の展望、そして実践的な支援の輪の広がりについて紹介します。