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2つの包括連携協定を締結しました

2025年10月09日

 中央大学(所在地:東京都八王子市、学長:河合 久)は、2025年10月8日(水)に潟上市(所在地:秋田県潟上市、市長:鈴木 雄大様)と潟上市役所にて、また同日に三種町(所在地:秋田県三種町、町長:田川 政幸様)と三種町役場において、「包括連携に関する基本協定」を締結いたしました。

 

〇潟上市と中央大学との包括連携に関する協定(10月8日(水)締結)

〇三種町と中央大学との包括連携に関する協定(10月8日(水)締結)

 

 本大学は、2014年に社会貢献・社会連携についての理念を定め、様々な活動を行って参りましたが、2025年5月に、改めて本大学の具体的方針を定めました。そこでは、コミュニティと地域社会の健全な機能を維持し、発展させることは、⾼等教育研究機関の重要な責務であるとの認識の下、地域の中核的機能を果たしている⾼等教育研究機関との間で、教育及び研究の両⾯での強い連携関係を構築すること、またこの連携には、地⽅公共団体や企業、住⺠組織等の多様なステークホルダーの参加を促し、コミュニティと地域社会の健全な機能の維持と発展に資するように努めることを宣言しております。

 

 上記2つの包括連携協定は、いずれも「地域課題の解決、地域の活性化並びに大学の教育及び研究の充実を図り、地域を始めとした社会全体の持続的かつ公正な発展に寄与することを目的」として、様々な具体的連携を可能とするものです。

 

 潟上市は、最先端のスマート農業が行われている施設があり、夏いちごの生産に力を入れています。また、畑作・稲作を中心に、果樹園も多く、地元の農産物の魅力を発信することに力を入れていること、ホタルの鑑賞会を開催するなど、環境保全活動が盛んです。

 また、三種町は、スマート農業導入に力を入れていること、日本一の生産量を誇る「ジュンサイ」、「えだまめ」や「メロン」の生産が多く、地域で収穫されるものを使って地元の農産物の魅力を発信することに力を入れていること、八郎湖の水質をきれいに保つための水質保存型農業の推進など、環境対策にも力を入れています。

 

 今回の包括連携協定の下、本大学において現在設置検討中の情報農学部(仮称)をはじめとする学部や大学院研究科の学生教育への協力をいただくほか、潟上市、三種町の課題解決に資する本大学の研究協力などが計画されています。

 

 本大学は、今後も引き続き、上記方針に基づき、地域の中核的機能を果たしている⾼等教育研究機関、地方公共団体、企業、住民組織等との間で、連携を強化してまいります。

 

ご参考:

「社会連携と社会貢献に関する理念」の全文はこちら

「『中央⼤学の社会連携と社会貢献に関する理念』に関する当⾯の⽅針」の全文はこちら