国際連携・留学

短期留学体験記 スウィンバーン工科大学/オーストラリア

研修校の特徴

◎スウィンバーン工科大学英語教育機関が実施する4週間のプログラム

◎一般英語とアカデミック英語でレベルに応じたコースを受講

◎現地学生と交流できるバディプログラム制度がある

【参加学生からの声】

  • 授業でのリスニングや会話練習などは慣れるまで難しかったが、日本とは違い様々なゲームなどを通して実用的な英語を学ぶことができた。事前のレベルチェックで自分のレベルにあったクラスで授業を受けることができ安心だった。
  • バディプログラムで出会った現地の学生との交流が印象的だった。最初は緊張して話している内容が入ってこなかったが、仲良くなるにつれどんどん会話がわかるようになり、自分の成長を感じることができた。
  • 留学を通してコミュニケーション能力の重要性を学んだ。今まで英語は授業科目の中の一つで勉強しなければばらないものという意識が強かった。しかし、英語とはあくまでコミュニケーションをとる方法の一つであり、そのように考えられるようになってからは恐れがなくなり、自分から英語を話すことに抵抗を感じなくなった。

短期留学体験記 スウィンバーン工科大学(夏季)/オーストラリア 

学部・学科 文学部 国文学専攻
氏名 河又 礼
留学先 スウィンバーン工科大学(夏季)/オーストラリア
なぜ短期留学プログラムに参加しようと思ったのですか?
入学してまだ一週間も経たないうち、友人とヒルトップを探検しようとしてたまたまGスクエアの前を通りかかった時に「短期留学プログラム」と書かれたパンフレットが目に留まったのがきっかけです。元々大学に入ったら漠然と留学はしてみたいと思っていましたが、具体的には全く考えていなかったので、その時はとりあえず持ち帰ろうという程度の気持ちでパンフレットを手に取りました。家に帰ってから中を見ると、応募締め切りが次の日ということに気付き、選考に受かるかも分からないし、出すだけ出してみようということでプログラムの参加に至りました。
スウィンバーン工科大学を選んだ理由は何ですか?
私がスウィンバーン工科大学のプログラムを選んだ理由は主に二点でした。一点目は、オーストラリアは多民族国家であるため留学生が受け入れられやすいこと、治安が良いこと、日本人が多いことなどから初めての留学先として向いていると聞いたことがあったためです。二点目は、単純に他のプログラムと比べると費用が安かったためです。文学部の奨学金も利用出来ましたが、可能な限り費用は抑えたかったです。
留学するにあたって、事前に準備したことや心掛けたことは何ですか?
リスニングとスピーキングに特に不安を感じていましたが、初めての大学生活に追われ、正直思うようには事前準備は出来ませんでした。続けられた対策としては洋楽やYouTubeのリスニング教材を通学時に聴いて耳が少しでも英語に慣れるようにしたことです。また直前ではありましたが、現地で使いそうな定型表現やホストファミリーにする自己紹介をメモして練習すること等もしました。
現地研修では、どんな授業が行われましたか?
コミュニケーションを目的としたスピーキングがメインの授業でした。これまで受けてきた日本での英語の授業とは大きく違い、言語を学ぶというよりは、コミュニケーションツールを増やすという意識に変えさせてくれたのが現地の担当教員の先生方だったように思います。どの先生も個性的で本当に面白かったです。スマホを使ったゲームを行ったり、学外に出てグループ対抗でのミッションを行ったりなど興味を持たせていかに楽しい授業を展開するかが考え尽くされた授業だったと思います。スピーキングが苦手だったので、初めは戸惑うこともありましたが、先生方やクラスメイトのサポートもあり、回を重ねるごとに段々と話せるようになってきたことが確かに実感できました。宿題や課題はプリントなどがたまに出るくらいで、そこまで重い課題は出されませんでした。
滞在先はどうでしたか?
私のホームステイ先は小さいお子さんが二人いたので、英語の大先生としてとても良い話し相手になってくれました(笑) 一緒にABCの歌を歌った時は発音の勉強をさせてもらったり、パズルをやりながら新しい単語を教えてもらったりなど子供と遊ぶ瞬間の一つ一つが学習のチャンスになりました。ホストマザーもとても温かい人で、本当の娘同然に扱ってくれました。私の拙い英語が原因で中々思うように言いたいことが伝えられず、コミュニケーションを取ることに苦労した時も、時間をかけて一生懸命理解しようとしてくれたのをよく覚えています。また、私以外にも他の大学から一名日本人の留学生が同じくホームステイをしていたので、彼女とも困った時には協力し合うことが出来て助かりました。
現地研修以外の時間(放課後、休日など)はどのように過ごしていましたか?
同じプログラムの中大生と観光地を訪れた日もあれば、ホストファミリーと買い物をしたり動物園に連れて行ってもらったりした日もありました。また、学校のバディプログラムでペアになったバディにもお勧めのスポットに連れて行ってもらい、お互いの国の文化や言語の違いについて話す機会もありました。日本語を学んでいる年上のとてもフレンドリーな女性で、刺激を沢山受けました。
今回の留学を通して得たこと・学んだことは何ですか?またそれを今後どのように活かしていきたいですか?
英語をコミュニケーションツールとして使い、異文化の人々と交流することの楽しさ、何事においても自ら積極的に行動することの大切さが留学を通して学んだことの大きな二つではないかと思います。留学に行く前は何かと受け身姿勢でいることが多かったのですが、会う人全員が初対面という環境で、新しく関係性を築いていく時に積極性が自然と生まれ、さらにその状態を楽しいと感じている自分がいることに気付きました。
今後はもっと近い心的な距離感で新たな異文化交流を楽しめるよう、英語能力を引き続き磨いていきたいと思うと同時に、さらに留学を通して自身のキャリアにおいて直接人と関わる仕事に就きたいという軸も見つけることが出来たため、これに沿った経験を残りの学生生活で積み重ねていきたいと思っています。
短期留学に参加を検討している皆さんへのアドバイスや伝えたいことは何ですか?
私は一年生の春に運よく経験することが出来ましたが、早ければ早いほどその経験を踏まえた上で残りの学生生活をどのように過ごせばいいのか、自分が興味を持つことは何なのかのヒントを少なからず受け取ることが出来ると思うので、英語に全く自信がなかったとしても行ってみる価値は大いにあると思います。実際に留学に行かれる方にアドバイスとして一つお伝えしたいのは、同じプログラムの中大生とばかり関わりすぎるとせっかくの機会が勿体ないということです。これは個人的な反省になりますが、やはり日本人でかつ同じ中大生同士が安心できるためにずっと固まってしまい、バディ以外の現地の友人をあまり作れませんでした。中大生と仲良くするのも当然楽しいし、必要だとは思うのですが偏り過ぎてしまうと留学の本来の目的が揺らいでしまいます。選考に通り、お金をかけて得られるせっかくの機会が無駄にならないよう、目一杯有意義な時間を過ごしてほしいです。

短期留学体験記 スウィンバーン工科大学(春季)/オーストラリア

学部・学科 法学部 政治学科
氏名 鈴木 美卯
留学先 スウィンバーン工科大学(春季)/オーストラリア
なぜ短期留学プログラムに参加しようと思ったのですか?
元々海外の文化に触れてみたいという思いがあり、短期留学を志望しました。社会に出た後は、まとまった時間を取って海外に行けるような環境が作り出しにくくなると思い「学生のうちにできることをしたい」と考え、参加を決意しました。情報収集は、国際センターから頂いたパンフレットで行いました。
スウィンバーン工科大学を選んだ理由は何ですか?
スウィンバーン工科大学のプログラムはバディー制度があったからです。現地の方と、より親睦を深めながら語学力を向上させることができると考え、このプログラムを選びました。
留学するにあたって、事前に準備したことや心掛けたことは何ですか?
日本と異なる現地のマナーを調べました。持ち物は、電圧の違いがある国に関しては、変圧プラグを調達しました。
現地研修では、どんな授業が行われましたか?
午前は座学の授業、午後は留学生同士のグループワークがメインの授業でした。グループワークでは、韓国や中国からの留学生と共にロールプレイングゲームを行ったり、テーマに沿った発表を行ったりと、密なコミュニケーションが求められました。
滞在先はどうでしたか?
私のステイ先は、ホストファザー、ホストマザーの他に5名の日本人の方が居たので非常に安心して留学期間を過ごすことができました。5名とも「絶対に英語しか話さない」というマインドをお持ちでしたので、刺激の日々を送ることができ、感謝しています。皆様とても親切で優しい方ばかりで、拙い英語でも理解しようとしてくださり、臆することなくコミュニケーションを取ることができました。大変だったことは特にありません。
現地研修以外の時間(放課後、休日など)はどのように過ごしていましたか?
放課後や休日は、他国からの留学生やバディーと積極的に様々な場所へ出かけました。ホストファミリーから一押しのお店を聞き出し、実際に訪れて食事やショッピングを楽しみました。メルボルンは、こだわりの強いおしゃれなカフェが多く建ち並んでいるため、カフェ巡りが好きな私は自分のお気に入りのお店を探したりなどしていました。思い出深いことは、フィリップ島のツアーです。スウィンバーン工科大学のレセプションで申し込みました。丸1日かけてフィリップ島を回りますが、夜に見たペンギンの大移動と、プラネタリウムのような満点の星空が最も印象に残っています。日本では絶対に体験できないような貴重な経験ができました。
今回の留学を通して得たこと・学んだことは何ですか?またそれを今後どのように活かしていきたいですか?
留学を通じ、「積極的に伝えようとする気持ち」を持てるようになりました。以前は、外国の方と話す際は完璧な文章として話さないと伝わらないと思っていましたが、知っている単語を羅列するだけでも意外にも言いたいことを汲み取ってくださると身をもって実感しました。それからは、背伸びをせず、自分の言葉で伝えようという意識を持てるようになりました。
短期留学に参加を検討している皆さんへのアドバイスや伝えたいことは何ですか?
英語しか通じない空間に身を置くことは、初めは勿論不安だと思いますが、友人やホストファミリーが手助けをしてくれる環境があるので安心して過ごすことができます。1か月という短いプログラムではありますが、忘れられないような素敵な経験をいくつもできますし、現地で築いた交友関係は一生モノになります。勇気を出して一歩踏み出せば、きっとそれは皆さんにとって今後のかけがえのない財産になるはずです!