2025年11月12日(水)、多摩キャンパス Global Gateway Chuo ホールにおいて、韓国国立警察大学との全学協定調印式を実施しました。
韓国国立警察大学は、1981年に警察幹部の養成を目的としてアサン市に設立された国立大学です。法学部と行政学部の2学部を有し、これらの分野においては、ソウル大学に次ぐ高い評価を受けています。
今回の協定は、韓国国立警察大学犯罪捜査研究センター長のLEE DONG HEE法学部教授と、本学国際情報学部の中村准教授との研究交流を契機として、その後の交渉を経て、締結に至ったものです。
韓国国立警察大学からは、以下の5名の方々が来訪されました。
学長 KIM SEONG HEE 警視監
犯罪捜査研究センター長・法学部 LEE DONG HEE 教授
国際協力係長 CHO YOUNG SE 警部
企画協力部日本地域コーディネーター KIM EUN AE 警部
ソウル警察庁 PARK HAN SOL 警部
御一行は本学へのご到着後キャンパスをご見学され、大学史資料館・法と正義の博物館、学生食堂、国際教育寮などを内覧されたほか、100周年記念ステージとして復元された本学の象徴である白門、および、その傍らに韓国留学生卒業生によって建立された白門無窮の碑などをご覧になりました。
続いて行われた調印式には、本学より河合久学長、国松麻季副学長・国際センター所長、国際情報学部中村真利子准教授、および法学研究科博士後期課程で学ぶ大学院生の趙恩慶さんが出席しました。
両大学学長の挨拶に続き、両大学の紹介が行われ、続いて協定書への署名、記念品交換、記念撮影が行われました。その後の両大学の懇談では、警察幹部という文字通りの実務家養成を基本とする韓国国立警察大学と、法曹養成機関として発足し、実学教育を伝統とする本学との相似性が確認され、大学間協定の締結によって、通常の大学間協定を超えた、実のある交流を進めていくことで一致しました。本学が進める新たな国際戦略Chuo Global-Xにおいて、韓国国立警察大学との協定は、本学らしい国際化に資する価値あるものとなることが期待されます。
白門を復元した創立100周年記念ステージの前で記念撮影
協定書への署名

炎の棟(大学史資料館・法と正義の博物館)の前にて

記念品交換