重量挙部

連載第57回・重量挙部

2016年11月22日

連載第57回は、重量挙部です!

 厳しい練習でけがと隣り合わせの重量挙。今回は、同級生で切磋琢磨するジェンディ今夢(経2)、砂山昂大(商2)の2人にお話を伺いました。

砂山とジェンディ

▲インカレでの活躍を誓う砂山(左)とジェンディ(右)

――重量挙げを始めたきっかけ

ジェンディ 高校1年次に4年生の根本さんに誘われたので始めました。

砂山 高校の先輩に誘われて見学に行ってから始めました。

――中大に進学した理由

ジェンディ 高校3年次インターハイが終わった後に中大にいた高校のOBで先輩の根本拓真(法4)さんから声をかけてもらって入りました。

砂山 高校の監督の推薦で入りました。

――練習は?

ジェンディ 失敗しすぎると悪い癖がついてしまうので、きれいなフォームで挙げたり毎回同じ動作で挙げるのが大変です。

砂山 普段もあまりオフがなく、合宿になると1日4部練習もあり練習時間が長いのがきついです。

▲競技中の砂山

――ジャークとスナッチどちらが得意?

ジェンディ・砂山 スナッチの方が得意です。

――なぜ得意なのか?

ジェンディ 自分は腕が長い分ジャークで挙げる距離が長くなってしまうのでスナッチの方が挙げやすいです。

砂山 スナッチの方が技術が必要で、挙げ方を自分でやっていて論理的に説明できるので練習をやって自分でもわかるので得意です。

――重量挙部の良い所は?

ジェンディ 1年生から4年生まで仲が良い所です。変な上下関係もなく寮で思ったことも何でも相談できるところが良い所だと思います。

砂山 自分も同じで、古臭い部分もなく自由にやれているところが良い所だと思います。

――休日の過ごし方は?

ジェンディ 基本休みはないですけど休みがあるときは高校の友人と遊びに行きます。

砂山 休みがあれば遊びに行きます。

――(階級は違うが)お互い勝てないと思うところは?

ジェンディ 砂山はスピードが凄い。絶対自分では出せないスピードを持ってるなって思います。

砂山 自分は練習が嫌いなんですけど(笑い)、ジェンディは練習が大好きなのかなって思うくらいけがを恐れずに練習するので、そこが凄いなって思います(笑い)。

ジェンディ いやいや(笑い)。

▲競技中のジェンディ

――今までで一番の大けが

ジェンディ 肩甲骨の中の筋肉が肉離れをしたことです。

砂山 自分は首も腰もヘルニアでそれと向き合いながら練習してます。

――部内のライバルは?

ジェンディ 自分と同じ階級の3年生の望月先輩です。望月大輝(法3)先輩はインターハイで優勝している強い方でジャークが得意で自分と差があるので目標にしています。

砂山 自分は同じ階級の人がいないですけど1つ上の階級の人でも勝てるように頑張って、来年入学してくる56㌔級の人に負けないようにしたいです。

――目標としている選手は?

ジェンディ 階級は違うんですけど、合宿などで一緒に練習しているOBの木下竜之(平26卒)先輩を目標にしています。

砂山 選手じゃないですけど、監督が凄いと思います。話を聞くだけでは理解できないことが多いので自分には真似できないと思うし、ウエイトにかける思いが凄いと思います。

――来月のインカレへ向けて

ジェンディ やりたい重量をやらせてもらえるとは限らないですけど、欲を言うならスナッチで140㌔、ジャークで165㌔を出せればかなり上の順位も狙えると思うのでそこを狙っていきたいです。

砂山 インカレに出たら、自分はトップバッターで出るので監督から出されたどんな重量でも挙げて中大の勢いをつけられるようにしたいです。

――4年間通しての目標

ジェンディ いくつかあるのですが、来年3月の全日本ジュニアで優勝して、世界ジュニア選手権に出場を決めて、ジュニア日本新記録も取っていきたいです。

砂山 塗り替えられる記録を塗り替えて、大学記録を越えられるぐらい頑張って日本代表にも入りたいです。

練習時間に取材をさせていただき、ありがとうございました。来月にはインカレも控えている重量挙部。今後の活躍に期待です。 また、中スポでは、紹介してほしい部会を募集しています。随時取材に伺いますので、「中大スポーツ」新聞部までご連絡ください。

連絡先:chu-spo@hotmail.co.jp

記事・写真「中大スポーツ」新聞部