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FD(ファカルティ・ディベロップメント)活動
理工系実学教育の高度・学際・グローバル化

【取組概要】

科学技術の高度化に伴い、高度な専門的知識・技能とともに、専門性と結びついた分野横断的・学際的知見、さらに、国際的な環境で活躍するためのグローバルな適応能力が求められるようになってきています。
本取組ではそのような社会的なニーズに応えるために、専門性を高める実学教育とともに、理工系実学教育の学際化と理工系教育のグローバル化、および、理工系基礎固め教育を含めて互いに関連付けた総合的な教育プログラム群を、有力研究機関との連携大学院制度による共同での研究指導や、ジョイント・プログラム制度も見据えた海外協定校との連携などの協働教育プログラムとして開発し実施します。また、遠隔授業・授業収録(コンテンツ化)とともに、コンテンツ配信や理工系基礎固め教育のためのe-Learning等の情報環境整備を進めます。

【取組実績】

基盤となる情報環境整備を初年度(平成27年度)及び3年目(平成29年度)に行いました。具体的には、3300教室のAVシステム、遠隔授業システムを一新し、授業収録配信システムを導入しました。AVシステムでは、これまでの1スクリーンでの構成を見直し、主映像の他に資料や補助教材を映し出せるように大型ディスプレイを置き、入出力の組み合わせも自在に行えるようにすることで、多様な授業形態に対応できるようにしました。遠隔授業システムを用いて国内外の複数大学との授業実施や研究室単位での協同ゼミ等に活用しています。また、海外の大学との連携協定に向けた実験検証や打合せ等にも利用し、グローバル化の推進に役立てています。

授業収録配信システムは、本学が参加している平成19年度採択事業「研究と実務融合による高度情報セキュリティ人材育成プログラム」(ISSスクエア http://iss.iisec.ac.jp/ 代表校:情報セキュリティ大学院大学)での「情報セキュリティ特別講義」では、3大学を接続して行っている遠隔授業を収録し、ISSスクエア履修者が登録されているmanabaコースにおいて、収録した講義を後日閲覧できるようにしています。

学際先端グローバル課題プログラム(高度な専門性・学際性・グローバル性の学びを有機的に結びつけて提供。連携大学院・協働教育プログラムとして実施)としては、先のISSスクエアの他、「連携大学院」制度として、平成27年度に国立研究開発法人産業技術総合研究所、平成28年度に国立研究開発法人物質・材料研究機構と協定を締結しました。現在、5研究所(土木研究所・港湾空港技術研究所・気象研究所・国立環境研究所・防災科学技術研究所)との協定締結に向けて調整を行っています。学外の研究機関と本学大学院研究科との間に教育研究協力に関する協定を結び、相互に連携し、研究科における教育研究活動の一層の充実を図るとともに、研究所の研究活動の推進及びその成果の普及を促進します。連携大学院制度によって、本学学生が最新の設備と機能を有する研究機関において大学院の研究を行うことができます。最先端の研究装置等を利用して質の高い研究を行えることは勿論、様々な研究者と接することで、学内だけでは得難い経験もできると期待されます。

理工学部・理工学研究科では、国際社会で活用できるようになるための英語教育にも力を入れています。平成27年度から「理工学英語セミナー」を全専攻共通科目として設置し、理工学に関する英語によるセミナーや講演会等を受講することで、実践的な英語力の向上を目指す機会を提供しています。毎年、17回程度のセミナーや講演会を実施しています。また、留学プログラムの充実も図りました。平成25年度から、理工系プログラムとして、「カリフォルニア大学デイヴィス校」への短期留学プログラムを開始しました。現在は、理工学部生を対象に「グローバル・スタディーズ」(ハワイ大学・西オーストラリア大学をはじめ、対象大学を拡大中)という正課授業を設置し、その形態も、より参加しやすくするための工夫を凝らしています。平成27年度には、主に理工系大学院生を対象としたプログラム「海外特別研修」(海外での研究活動、単位付与対象のサマープログラムへの参加等を通じて、実践的学問を身につけることを目的)を「全専攻共通科目」として設置しました。英語での研究発表(プレゼンテーション)能力と総合的な英語力向上に重点をおいたものであり、英語での研究発表能力の向上、研究活動に必要な英語でのコミュニケーション能力の向上を目指すものです。具体的には、Professional Presentation(プレゼンテーション資料の作り方とプレゼンテーション方法)、Public Speaking Skill(プレゼンテーションにおいて実践すべき発表者としての態度・スキル)、Listening and Pronunciation/Hot Topics in Science and Technology(英語の発音やリスニングを最新の話題から学び、議論する)の授業で構成されています。

「英語で修了できるコースの設置」は全学の中長期事業計画の課題の一つです。これに応えるべく、すでに同コースを設置している北海道大学工学部を訪問し、同大学にコースを導入する際、このプログラムをコーディネートした担当者及び実施教員に聞き取り調査を行いました。英語コースを設置するにあたっての留意点(教員支援、学生支援、環境整備など)や英語コースのカリキュラムに関する情報を得ました。理工学研究科において、国際水環境プログラムでの導入を目指し、検討・調整を継続して実施しています。

今後も、ハード・ソフトの両面で、学生が最新の高度な技術・情報を学び、幅広い知見に触れる機会を得られるようにして、それらを活用して国際的なレベルでの活躍ができるような教育環境を整えていきたいと考えています。

3拠点遠隔授業 西オーストラリア大学訪問

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