AI・データサイエンスセンター
【開催報告】第15回 数理・AI・データサイエンスイブニングセミナー
2026年07月30日
株式会社GA technologies 橋本 武彦様
7月29日(水)、後楽園キャンパス産学官連携・社会共創フロア(3号館14階)にて、株式会社GA technologies General Managerの橋本武彦様を講師に迎え、「IT化の遅れた不動産業界における現場活動のデータ化に向けて」と題して講演を行いました。
橋本様は、SIer(エンジニア・研究員)、マーケティングリサーチ会社を経て、2008年より株式会社ブレインパッドでシニアデータサイエンティストとして主にマーケティング領域のデータ分析や人材育成事業の立ち上げに従事されたほか、一般社団法人データサイエンティスト協会の立ち上げにも事務局長として参画されました。2017年からは株式会社 GA technologies でデータ整備や対外的な業務を担い、産官学連携や教育にも注力され、現在は、大学での教育活動や政府委員、著書執筆など幅広く活動しています。
講演では、導入として不動産業界の業界構造や市場規模をご説明いただいた後、不動産業界の課題として、低い透明性や生産性に起因する情報の非対応性やIT化の遅れを提示されました。またAX(AIトランスフォーメーション)推進の前に立ちはだかる壁を「収集の壁」「整備の壁」「組織の壁」をあげ、コミュニケーションと技術による対処の経験をGA technologies社の事例を交えながらお話しいただきました。最後にまとめとしてGA technologiesが目指す次世代のAIネイティブカンパニー像を紹介いただき、不動産ビジネスの現場活動をデータ化し、競争力の源泉としていきたい思いについてお話しいただきました。
講演後、参加者と活発な質疑応答が行われ、参加者のアンケートでは「動産業界のIT化において、まだアナログな部分が多く課題も多いことが改めて認識できた。」「不動産業界の根強い紙文化を変えていく意義を知ることができたので、現場に出るものとしてデジタル化に協力していきたいと思った。」といった意見が寄せられるなど、有意義な機会となりました。
中央大学AI・データサイエンスセンターは、AI・データサイエンス領域での社会連携を通じて、これからも社会の発展に貢献してまいります。

樫山所長ご挨拶

講演会の様子

情報交換会の様子