AI・データサイエンスセンター

【開催報告】生成AIと共創する司法書士実務講座(2026年7月25日)

2026年07月27日

              講演の様子

2026年7月25日(土)、後楽園キャンパス産学官連携・社会共創フロア(3号館14階)にて「生成AIと共創する司法書士実務講座」(主催:中央大学AI・データサイエンスセンター 後援:千葉司法書士会、埼玉司法書士会、中央大学 司法書士白門会、佐藤純通日本司法書士会連合会名誉会長)を開催しました。

講座の1コマ目は、難波英嗣専任所員(本学理工学術院教授、専門分野:自然言語処理、情報検索)が「生成AIの基礎」と題して講義を行いました。講義では、生成AIとはというところからはじめ、生成AIの仕組み、生成AIの苦手なことやその対策、生成AIの急速な進化について、最新情報を踏まえつつ丁寧に紹介しました。

講座の2コマ目は、中村圭吾司法書士(司法書士・行政書士アデモス事務所代表、司法書士・行政書士)が「生成AIの司法書士業務への影響」と題して講義を行いました。講義では、調査や登記、広報など毎日の実務に生成AIを組み込み、実際に使用してみた結果や「生成AIができること/できないこと」を実演を交えながら解説されました。また、生成AIを実務で使用した際のリスクとその管理についても触れ、生成AIは「司法書士に置き換わる存在」ではなく、「定型業務を圧縮して、相談業務に時間を戻す道具」であることが示されました。

講義の3コマ目は、岩白啓佑司法書士(司法書士法人ラインメッツァ代表、司法書士・行政書士・経営心理士)が「生成AI時代に司法書士が磨くスキル」と題して講義を行いました。講義では、AI代替困難性が高い業務とAIに代替できる業務を示し、これからの司法書士に必要な批判的な思考力やプロフェッショナルとして磨くべきスキルについて説明されました。その後、生成AIには代替できない、人との信頼関係を構築する感情コミュニケーションの重要性とその内容について、会話の展開パターンなどを挙げつつ詳しく解説されました。

講座を通じて参加者からは、「業務の省力化や改善に向けて、自分もAIを活用してみたい」「AIを積極的に利活用している講師の実践活用例が大変参考になった」「次回は業務に直結する実践的なAI活用法の具体的な使い方を学ぶ講座を期待する」といった声が寄せられました。

中央大学AI・データサイエンスセンターは、AI・データサイエンス領域での社会連携を通じて、これからも社会の発展に貢献してまいります。