広報・広聴活動
シャントシステムを流れる脳脊髄液の速度をリアルタイムでモニターする方法を開発 ― 水頭症患者の負担軽減に期待 ―
2015年09月09日
中央大学理工学部教授 庄司一郎らの研究グループは、水頭症の治療法である「シャント手術」において、
シャントチューブ内を流れる脳脊髄液(髄液)の速度をリアルタイムで計測する方法を新たに開発しました。
この治療法は、チューブ内に空気のかたまりを入れ、その移動の様子をレーザー光でモニターするのがポイントです。これにより、シャントシステムの髄液流量の調整が容易となり、患者の負担軽減につながることが期待されます。
【研究者】
庄司 一郎 中央大学理工学部 教授 (電気電子情報通信工学科)
渡邉 泰宙 中央大学大学院理工学研究科 修士課程2年
藍原 康雄 東京女子医科大学 講師 (小児神経外科)
【発表(雑誌・学会)】
発表学会名:応用物理学会2015年度秋季学術講演会
会期:2015年9月13日(日)~9月15日(水)
場所:名古屋国際会議場
発表日:2015年9月14日(月)
発表セッション:生体・医用光学
研究内容の詳細は、以下をご覧ください。
【お問い合わせ先】
<研究に関すること>
庄司 一郎 (ショウジ イチロウ)
中央大学理工学部 教授(電気電子情報通信工学科)
TEL /FAX: 03-3817-1867
E-mail: ishoji@elect.chuo-u.ac.jp
<広報に関すること>
中央大学 研究支援室
加藤 裕幹 (カトウ ユウキ)
TEL 03-3817-1603,FAX 03-3817-1677
E-mail: k-shien@tamajs.chuo-u.ac.jp