河合久学長が韓国・雲耕財団を訪問しました

韓国雲耕(WoonKyung)財団(代表：カン チャンヒ元韓国国会議長)は、1938年に本学法学部を卒業したイジェヒョン元韓国国会議長・本学名誉博士（韓日親善協会会長、韓国元国会議長、中央大学韓国同門会元会長）の生前の功績を記念し、1993年に創設された財団です。創設以来、韓国内外の名門大学への進学者に対し、奨学金の給付をはじめとした支援事業を行ってきました。イ ジェヒョン名誉博士の出身大学であり、また高木友之助総長(当時)が在任期間中に韓国留学生に対する支援を行ったことなどから、現在も本学の韓国人留学生に対し、奨学金の給付や韓国留学生会の活動支援を行っていただいています。

この度、雲耕財団の本学留学生に対する永年のご支援に対する感謝の意を示すため、河合久学長、国松麻季副学長・国際センター所長をはじめとした一行が、同財団への表敬訪問を行いました。訪問には、雲耕財団と同様、長年に渡り本学の韓国留学生に対し多大な支援を行っていただいている本学大韓民国同門会のイ ギョミン会長およびコン デイル前会長が同行くださいました。

雲耕財団からは、前代表であり、イ ジェヒョン名誉博士のご子息であるイ ドヨン顧問、ご令孫にあたるイ ミヘ理事をはじめとした皆様がご歓待くださり、イ ジェヒョン名誉博士の功績を記念した資料館、および、韓国の指定文化財となっているイ ジェヒョン名誉博士の旧宅（雲耕旧宅）をご案内いただきました。在学時に同財団の奨学生であった本学卒業生イ ヨンヒョンさんが案内時の通訳を務めてくださいました。
イジェヒョン名誉博士の功績を偲ぶ和やかな懇談ののち、雲耕財団の本学に対するこれまでのご厚情に感謝の意を表し、河合学長より、感謝状と記念品を贈呈いたしました。

本学は今後も雲耕財団との連携を深め、韓国人留学生の学びを支援するとともに、日韓交流のさらなる発展に努めてまいります。