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学長の選任について

2018年05月26日

 昨年10月末から滞っておりました中央大学の学長選任手続が、再選挙を経て、本日完了しました。本学の学長選任の手続については、選挙で当選した者について、理事会が評議員会の議を経て選任する、と学内規則で定められています。

 昨年の評議員会及び理事会では、かつて第三者委員会報告書において総長としての責任を指摘された当選者が学長として適任であるかどうか懸念が残るという点が指摘され、投票の結果、承認に至らなかったものです。教職員による再選挙はこの指摘を踏まえて実施されました。その結果、同一の候補者が当選しました。それを受けて開催された評議員会の議を経て、理事会は、福原紀彦教授を学長に選任しました。

 本学は2016年度から10年間にわたる中長期事業計画「Chuo Vision 2025」を策定し、本学の将来像の実現に向けてその遂行に邁進しているところです。この計画では、複数の新学部の創設、多摩及び都心キャンパスの整備、全学的なグローバル化推進、スポーツの強化・振興などを重点目標としています。今後は、福原新学長とともに全面的に協力しながら、本学の総力を挙げてこれらの中長期事業を推進して参ります。また、本学のモットーである「行動する知性。-Knowledge into Action-」を体現する有為の人材を養成して社会に送り出すとともに、創立以来130年余の伝統を活かした教育・研究と社会貢献を通じて、大学の使命を果たしてゆく所存です。

 

  2018年5月26日

学校法人中央大学