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多摩キャンパス生協で、FACTによる秋の「フェアトレードフェア」を開催中!

学生がフェアトレードの意義や商品の魅力を発信

多摩キャンパスの生協では、11月17日(月)から21日(金)まで「フェアトレードフェア」が開催されています。本フェアは、中央大学の生協とFLP国際協力プログラムの学生団体FACT(Fair Trade Chuo University Team:中央大学フェアトレード委員会)が協力し、毎年春と秋に実施しています。
今回、秋のフェアではチョコレートの販売が可能なことから、毎年人気の「People Tree」のチョコレートに加え、「パンワークチョコレート」シリーズを新たにラインナップしました。また、これまで取り扱いの中心だった「第三世界ショップ」と「ネパリ・バザーロ」に加え、「シャプラニール」の雑貨を新しく入荷。ジュートバッグをはじめ、かわいらしく実用的なアイテムも揃い、雑貨系が充実した点も注目です。
生協の特設コーナーには、カレーの壺、フェアトレードクッキー、コーヒー、紅茶など人気の食品約365点、雑貨約45点をご用意して、多くの方にフェアトレード商品を知っていただく機会となっています。

Q. 開催に向けて、どのような準備をしましたか?

開催に向けては、9月末から生協との調整を開始し、どの団体から仕入れるかを相談・交渉を重ねてきました。前回は2日間で完売したことを踏まえ、今回は商品数や種類を大幅に増やして入荷し、先輩やメンバーと販売計画を話し合いました。 2日目時点では、店頭での呼び込みやチラシ配布の効果もあり、多くの学生や教職員が来店してくれました。雑貨の売れ行きが好調で、5日間を通してバランスよく販売できればと思っています。
(飯島さん/経済学部2年)

Q. フェアトレードをより多くの人に知ってもらうため工夫していることは?

FACTでは事前に勉強会を行い、メンバーが商品の背景やフェアトレードの意義をお客様に説明できるようにしました。さらに、各学部棟へのポスター掲示、中大公式サイトでの告知、FACTのInstagramでのストーリー投稿など、広報活動にも力を入れています。白門祭の模擬店ではフェアトレードのカレーを提供し、そのカレーも今回のフェアで販売しています。
FACTの活動を通じて、学生のみなさんにフェアトレードを知ってほしいです。また、フェアトレード商品が現地でどのように作られているのかを学び、生産者の方々と交流できる機会をつくれたらいいなと思っています。
次回のフェアトレードフェアは5月頃に開催を予定しています。ぜひ周りのお友達にも知らせて、気軽に足を運んでください!
(上村さん/経済学部2年)

■FACT(中央大学フェアトレード委員会)とは
「Fairtrade Chuo University Team」の略。2007年、林光洋教授のFLP国際協力プログラムのゼミが母体となり、フェアトレードの普及、啓発などを目的に発足した学生団体。現在、2~4年の70人近くが在籍しています。主な活動内容は、中央大学生協の店舗にてフェアトレード商品の販売を行う「フェアトレードフェア」の開催、白門祭におけるフェアトレード商品を使用した模擬店の出店、中央大学図書館の国際機関資料室と合同でフェアトレードに関する本を展示する「フェアトレード展」(国連SDGs企画展)の開催などの活動を行っています。
新メンバー募集中。中大生ならだれでも参加できます。