キャリアセンター(理系)

気候変動の緩和、将来の電力需要を見据えた脱炭素効果の高い電源の確保を目指します

経済産業省 資源エネルギー庁 
中澤 祐太

理工学研究科都市人間環境学専攻 2024年度卒業
東京都立桜修館中等教育学校 出身

もともと「誰かの役に立ちたい」という思いが強く、土木分野から社会に貢献したいと考え大学院へ進学しました。気候変動適応策の研究を進める中で、緩和策となるエネルギー分野への関心が高まり、将来は国内外を見据えた高い視点で政策形成に携わりたいと思い、経済産業省を志望しました。現在、資源エネルギー庁電力・ガス事業部原子力立地政策室/原子力広報室に所属し、原子力発電所の再稼働に向けた地元理解の調整に加え、日本のエネルギー政策・原子力政策に関する広報事業を執り行っています。自ら関わった仕事が翌日のニュースになるというスケールの大きな案件を、主体的に推進できることは大きなやりがいです。私にとって気候変動の緩和、将来の電力需要を見据えた脱炭素効果の高い電源の確保が今の目標です。日本のエネルギー政策の根底にある「S+3Eの原則」に則り、カーボンニュートラル実現に向け、推進の歯車として日々の業務に取り組んでいます。今後ともマクロな視点に留まらず、地域や企業の方々に寄り添ったミクロの視点も大切に公務員として働きたいと考えています。

※安全性(Safety)、エネルギー安定供給(Energy security)、経済効率性の向上(Economic efficiency)、環境への適合(Environment)

学生時代の私

学生時代は研究室での活動が中心でしたが、論文発表に向けて恒常的に研究に打ち込む一方、専門分野以外のテーマや社会活動にも積極的に関わっていました。学生活動ではまちづくりの学生団体を主導し、サークルではダンス、さらにアルバイトも含め、すべてに全力で取り組みました。
思い返せば、学生時代が一番忙しかったかもしれません(笑)。