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2025年度ノジマアントレプレナーシップ塾 リーダーシップ体験を開催しました

2025年度ノジマアントレプレナーシップ塾 リーダーシップ体験

このたび、2025年度ノジマアントレプレナーシップ塾の一環として、「リーダーシップ体験」プログラムを開催しました。

学部・学年を越えて集まった学生たちが、ワークショップ形式でリーダーシップについて学び合う貴重な機会となりました。

ノジマアントレプレナーシップ塾について

ノジマアントレプレナーシップ塾は、本学の卒業生であり、現在は株式会社ノジマの代表執行役社長を務める野島廣司氏による学術奨励基金事業です。野島氏のご厚意のもと設立されたこの基金は、学生の起業家精神を育み、実社会においてリーダーシップを発揮できる人材の育成を目的としています。

「リーダーシップ体験」概要

本プログラムは、「全員発揮のリーダーシップ」をテーマに、学部や学年の垣根を越えて学生が集い、ワークショップ形式で実施されました。単にリーダーに立つ人だけでなく、すべての人がそれぞれの立場でリーダーシップを発揮できるという考え方を基礎とし、サークル活動やゼミ、インターンシップ、さらには就職活動など、さまざまな場面で生かすことのできるスキルの習得を目指しました。

実施内容

第一回(オンライン開催):2025年5月10日(土)

オンラインでも工夫を凝らしながらコミュニケーションを取りつつ、各々がリーダーシップを発揮していました!

オンライン形式で実施された第1回では、法学部から2名、経済学部から3名、商学部から1名、文学部から2名、国際経営学部から1名の、計10名が参加しました。

まず「The Gap Map」に関する講義を通じて、現状と目指す姿とのギャップを視覚的に捉える手法を学びました。続いて、リーダーシップに関する研究の理論的な変遷についてと「リーダーシップの最小三行動」と呼ばれる誰もが実践可能な基本行動についての理解を深めました。最後には「全員発揮のリーダーシップ体験ワーク」に取り組み、参加者同士でSBI(Situation-Behavior-Impact)フィードバックを行うことで、実践的なリーダーシップスキルを体得する時間となりました。

第二回(対面開催):2025年5月17日(土)

高難易度のワークでしたが、各々がリーダーシップを発揮しつつ、各チームがそれぞれの手法でゴールを目指しました!

対面で実施された第2回では、経済学部から7名、商学部から1名、文学部から2名、総合政策学部から3名、国際経営学部から3名の、計16名が参加しました。

オンライン開催と同様のプログラム構成が取られましたが、直接顔を合わせてのディスカッションやワークにより、より深い学びと交流が生まれました。

まずは「The Gap Map」についての講義を通して目標設定の視点を養い、次にリーダーシップの理論的背景、リーダーシップの最小三行動について学び、実践に向けた基礎を築いたのち、参加者全員が協力しながらリーダーシップ体験ワークに取り組みました。学部学年の異なるメンバーでの実践となりましたが、活発なコミュニケーションと密度のある学びが展開されました。

参加学生の感想(終了後のアンケートより)

参加者からは、「リーダーシップについて本格的に学ぶ機会がこれまでなかったので、とても勉強になった」「他学部の学生と交流できたことに加え、フィードバックの方法を学べたことが今後に役立ちそう」「楽しく、興味深いワークばかりで、次回もぜひ参加したい」といった感想が寄せられました。

また、「大学4年生として参加するのは遅いのではと不安だったが、思い切って参加して本当によかった。人と協力することの楽しさと大切さを学べるこのプログラムは、大学生にとって非常に意義深い内容だと感じた」といった声もあり、実りあるプログラムとなりました。

 

 

ノジマアントレプレナーシップ塾では、今後も学生の可能性を広げるプログラムを展開していく予定です。

引き続き、多くの学生の皆さんの積極的な参加をお待ちしております。