AI・データサイエンスセンター

アクセンチュアとマイナビから実務家講師を招聘(AI・データサイエンス総合)

5月31日(土)学部間共通科目「AI・データサイエンス総合」にて、株式会社マイナビの高橋誠人編集長、アクセンチュア株式会社の井田佳祐様、巣山剛様を講師としてお招きし、講義をいただきました。

当日は、多摩キャンパスと後楽園キャンパスをオンラインでつないだ合同対面授業を行いました。また講義では、生成AIを用いたアイディエーションについて、これまでオンデマンドにて学習した内容を振り返りつつ、個人ワークからグループで議論、発表を通じて理解を深めました。
ワークを行うにあたり、講師の一人である井田様から「生成AIは確率的に回答を生成しているため、必ずしも正しい答えを出すわけではない。そのため、人間による検証が必要になる。また生成AIに指示するにもその構造化が求められ、ロジカルシンキングが役に立つ。生成AIへの指示は、ふわっとしたものより直接的かつ明確にした方が、より期待した結果を得ることができる。これは人から人への質問や依頼と同じことがいえる」旨のご説明があり、また発表後は「生成AIの使用で仮説の精度が高くなり、また人が思いつきにくいことを生成AIが補っていることがわかった」とのご講評をいただきました。

科目「AI・データサイエンス総合」について
「AI・データサイエンス全学プログラム」の科目「AI・データサイエンス総合」は、私達をとりまく経済社会のなかで AI・データサイエンスがどのように活用されているのか、実践例を複数名の実務家から学んでいます。
授業の形式はオンデマンド型講義と、対面型講義をミックスした形式で展開されています。3回シリーズの授業を1スレッドとして展開し、合計4スレッド、4組の実務家の方に講義いただきます。各スレッドは2回のオンデマンド型講義を受講し、3回目の対面型講義にて講師との議論を行い、総合的な理解を目指していきます。

なお本講義は、アクセンチュア株式会社のコーポレート・シチズンシップ(社会貢献活動)の一環として実施されました。