FLP国際協力 中川康弘ゼミ 東京ジャーミイ・トルコ文化センターへの見学調査
5月15日(木)FLP中川康弘ゼミでは、東京ジャーミイ・トルコ文化センターを訪問し、異文化やイスラームへの理解を深めました。案内をしてくださった広報担当の下山さんは「毎日5回の礼拝は食事と同じで、心の栄養になっている」と話し、その言葉が非常に印象に残りました。
私はこれまで、礼拝をする背景について考えたことはありませんでしたが、今回、礼拝の時間を通じて日々の雑念を捨て、心を養う時間としているという話を聞き、礼拝が個人の内面と深く結びついていることを知りました。 異文化を知ることは、自分自身の生活や考え方を見直すきっかけになると改めて気がつくことができました。
また、東京ジャーミイの建設には戦前からの日本の支援もあったことを知り、相互理解が息づいていることを学びました。東京ジャーミイに礼拝や見学で来る人には多様な国々の出身者がいたことに、この施設が信仰者だけではなく、文化の懸け橋としての役割を果たしていることを強く感じました。
中川ゼミは演習Cの4年生5名で、インドネシアへ国外実態調査に行く予定があります。今回の見学はその第一歩として、イスラーム世界への理解と、自分自身の価値観を広げる貴重な体験となりました。今後も、活動を通し、イスラーム世界そして異文化への理解を深めて行きたいです。
(報告:文学部人文社会学科英語文学文化専攻4年 早津真歩)
