スポーツ振興

20年ぶりの快挙!ハンドボールアジア選手権準優勝に貢献した5人の白門ハンドボーラー

2024年1月11日(木)~25日(木)にバーレーンで開催されたハンドボール男子アジア選手権で、日本は20年ぶりの快挙となる準優勝となりました。

杉岡尚樹選手(2017年商学部卒業、現所属:トヨタ車体ブレイヴキングス)©JHA/Yukihito Taguchi

ハンドボール男子アジア選手権は、アジア地域で2年に1度開催される国際大会で、世界選手権アジア予選を兼ねています。予選リーグ、メインリーグと勝ち抜いた上位4チームが世界選手権への切符を手にするとともに、決勝トーナメントでアジアの覇者を決定します。

 

今大会には、東京五輪ベスト8のバーレーン、2023年の世界選手権にアジア代表として出場したイラン、アジア選手権6連覇をねらうカタールなどの強豪国が出場。


しかし、男子日本代表「彗星JAPAN」は安定した強さで予選ラウンド・メインラウンドと勝ち進み、順調に世界選手権への出場を決めると、続く決勝ラウンドでは準決勝のバーレーンにパリ五輪アジア予選に続く勝利を収め、決勝進出。

北詰明未選手(2019年商学部卒業、現所属:トヨタ車体ブレイヴキングス)©JHA/Yukihito Taguchi

決勝では、メインラウンドを互角で終えた大会5連覇のカタールに30ー24で惜敗しましたが、日本は2004年以来20年ぶりの準優勝を勝ち取りました。

 

男子日本代表「彗星JAPAN」には、本学関係者5名が選出。36年ぶりの自力五輪出場の切符を掴んだパリ五輪アジア予選メンバーである、杉岡尚樹選手(2017年商学部卒業、現所属:トヨタ車体ブレイヴキングス)、部井久アダム勇樹選手(2022年法学部卒業、現所属:ジークスター東京)、蔦谷大雅選手(2023年法学部卒業、現所属:ジークスター東京)、泉本心選手(法学部3年)の4人と、北詰明未選手(2019年商学部卒業、現所属:トヨタ車体ブレイヴキングス)が日本の準優勝に大きく貢献しました。

部井久アダム勇樹選手(2022年法学部卒業、現所属:ジークスター東京)©JHA/Yukihito Taguchi

なお、今大会の各ポジションで最も優秀であった選手に贈られるベスト7に部井久選手が選出。個々の試合でもっとも活躍した選手に贈られるマンオブザマッチには、部井久選手をはじめ、杉岡選手や蔦谷選手が選出されるなど、活躍を見せました。

 

また、北詰選手は準決勝のバーレーン戦で、20年振りの決勝進出を決める逆転シュートを決め、泉本選手は彗星ジャパン最年少ながら数多くの得点を上げるなど、5人の白門ハンドーボーラーは、世界を舞台に大きな存在感を示しました。

蔦谷 大雅選手(2023年法学部卒業、現所属:ジークスター東京)©JHA/Yukihito Taguchi

破竹の勢いを見せる彗星JAPANと白門ハンドボーラーの活躍。

2024年7月のパリ五輪出場を目指す白門アスリートへの熱い声援をよろしくお願いいたします。

 

One Chuo

想いは、ひとつ。

 

北詰明未選手からコメントをいただきました

北詰選手 ©トヨタ車体株式会社

アジア選手権を振り返ると優勝こそ逃しましたが、個人として成長を感じる大会になりました。

フィジカルや技術の部分ももちろんそうですが、何より成長を感じたのはメンタルコントロールの部分です。準決勝の開催国バーレーンとの試合では、隣の人の声も聞こえない完全アウェイの中、日本は焦れる事なく自分達のプレーに集中する事が出来ました。その結果、バーレーンに勝ち20年ぶりの決勝進出を果たした事は、これ以上ない経験となりました。これからもこのアジア選手権での経験を活かして所属のチームでは日本一を目指して頑張っていきたいです。そして、オリンピックのメンバーに入りメダル獲得に向けて一層努力を続けていこうと思います。

本学ハンドボール部 実方 智監督よりメッセージをいただきました

中央大学ハンドボール部 実方 智監督 ©中央大学ハンドボール部    

2024年1月に、ハンドボールアジア選手権がバーレーンで開催されました。日本は惜しくも準優勝という結果に終わりました。

 

そのメンバーに、中央大学のOB4名(杉岡尚樹、北詰明未、部井久アダム勇樹、蔦谷大雅)と現役3年生の泉本心、計5名が選出され、大会でも活躍してくれました。

 

準決勝ではこの5名で日本の得点の7割を取り、決勝では日本の得点の5割、という活躍でした。ここからパリ五輪メンバー入りの過酷な戦いが始まりますが、5人が五輪メンバーに選ばれることを願っております。

☆白門ハンドボーラーの活躍をプレイバック!

日本ハンドボール協会ホームページ(試合結果等)

 

【関連リンク】

ハンドボール男子がパリ五輪内定!―36年ぶりの自力五輪出場に貢献した4人の白門ハンドボーラー―

※杉岡選手、部井久選手、蔦谷選手、泉本選手からのメッセージ等

中央大学ハンドボール部の紹介はこちら

男子アジア選手権 写真ギャラリー(写真は全て©JHA/Yukihito Taguchi)