広報・広聴活動

子どもらしさ?それとも、ADHD症状?

2015年07月08日

―個人レベルの脳機能検査でADHD症状:「落ち着きがない・待てない」の可視化に成功!―

 

以下、6月30日(火)、中央大学後楽園キャンパス3号館3907号室で行われる記者会見について、ご案内をしました。

○日時: 2015年6月30日(火) 15時30分~16時30分

○場所: 中央大学後楽園キャンパス 3号館9階3907号室

○研究担当者:自治医科大学医学部小児科学教室 講師 門田行史  助教 長嶋雅子 教授 山形崇倫

       中央大学理工学部人間総合理工学科・研究開発機構 教授 檀一平太

研究成果のポイント

  • 注意欠如・多動症(ADHD)児童の多動性・衝動性を、個人のレベルで、光トポグラフィ(fNIRS)という無侵襲の脳機能検査を用いて可視化しました。
  • 多動性・衝動性に関与する右前頭前野の活動低下を指標とし、定型発達児とADHD児とを感度・特異度80%以上で判別可能な計測系を実現しました。
  • 多くの児童が持つ多動性・衝動性が、「子どもらしさ」 なのか 「症状」なのかを可視化することで、症状の気づきや病態理解を促し、適切な治療をサポートします。